若林正恭「もはや文化人枠」? 著書が入試問題に採用され、“芸人・若林”から“作家・若林”にジョブチェンジか

編集部

 又吉のように、若林も“先生”と呼ばれるようになる日も近いか?

 お笑いコンビ・オードリーの若林正恭は17日、自身のInstagramを更新。著書「ナナメの夕暮れ」が、成蹊大学経営学部の入試問題に採用されたことを報告した。近年は本業のお笑いだけでなくMCや作家としても活躍し、マルチな才能を発揮している若林。さらなる箔がついたことで、今後情報番組のコメンテーターなど“文化人”としてのジャンルの仕事も増えてくるかもしれない。

 17日にインスタで「#ナナメの夕暮れ が自分の成績では逆立ちしても入れなかったであろう頭のいい大学の試験問題に採用されてました」と報告した若林。「若林正恭先生(成蹊大学)」と書かれた、実際の試験問題と思われる冊子の写真をアップした。さらに「ちなみに一問目がわかりませんでした」と、若林自身も挑戦したものの一部の問題に苦戦したことを明かした。

 今回取り上げられた「ナナメの夕暮れ」を含め、これまでに4冊の著書を発表している若林。2017年に出版した「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」では、紀行・旅行記、旅に関するエッセイ及びノンフィクション作品を対象とした「斎藤茂太賞」を受賞している。芸人の文学賞受賞といえば、2015年にピース・又吉直樹が「芥川龍之介賞」を受賞したことがよく知られているが、若林も“文化人”として高い評価を得ているのだ。

 近年、ワイドショーや情報番組で多くの芸人がコメンテーターとして出演している。お笑いで鍛えた機転の利いたコメントが重宝され、ときに面白く、ときに厳しく世相を切る様がお茶の間に好評だ。中には「いつもいい加減なことばかり言う」と酷評されてしまう芸人もいることは確かだが、それを差し引いても“芸人コメンテーターブーム”はまだまだ続いていくだろう。

 コメンテーターは“文化人”としての知識も求められるポジション。著書が賞を獲得したり入試問題に採用されたりしている作家・若林は、“文化人”として申し分ない実績を残していると言えるだろう。加えて「M-1グランプリ」準優勝や数々の番組のMCも務めるなど、芸人としての実力も抜群の若林であれば、的確なコメントを連発してくれるに違いない。さらに活躍の幅を広げ、飛躍を遂げる姿が見られるかもしれない。これからの若林の躍進に要注目だ。

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