那須川天心「天は二物を与えず」減量中の息抜き落書きにネット騒然。人気作品にすり寄るのは後々のバッシングの種?

編集部

 絵のクオリティで勝敗を決める競技があれば、不“勝”神話が築けるかもしれない。

 格闘家の那須川天心は16日、自身のTwitterを更新。現在ネット上で話題となっている“100日後に死ぬワニ”のブームに乗ってワニの絵を披露した。だがやはり本業でないこともあり、そのクオリティはお世辞にも高いとは言えない出来。来月12日は「RISE WORLD SERIES 2020」の試合も控えている減量中の大切な時期に、息抜きとはいえ流行作品に便乗するようなことをしていていいのだろうか。もしこれで公式戦初の敗北を喫したときには、便乗行為がバッシングの的になるかもしれない。

 那須川は「弟が 書いた ワニ」「そして 俺が かいた ワニ」とコメントしながら、「#100日後に死ぬワニ」という人気4コマ漫画のハッシュタグをつけて自身と弟の那須川龍心が描いたワニの絵を投稿した。ワニが擬人化され二足歩行でズボンを履いている本家漫画と違い、明らかに四足歩行でただのワニにしか見えない那須川の“力作”にファンも騒然。ネット上で“常人離れしたセンスの絵を描く人”を指す「画伯」という呼び名が定着しかけていた。

 試合1週間前に番組企画でテディベアを作成したり、開発中だという“必殺技”を動画で公開したりと、これまでも型にはまらない奔放な姿を見せてきた那須川。だがそれらが許されていたのは、これまで公式戦で“無敗”という結果を残してきたからという面も大きいだろう。ひとたび負けた場合には、非公式のエキシビジョンマッチながら大敗を喫したフロイド・メイウェザー・ジュニア戦の後のように、メディアや格闘技ファンなど那須川を持ち上げていた周囲がいっせいに手のひら返しする可能性もゼロではない。

 肝心の絵心についても、ファンですら「ねえ…(笑)お手本見た??(笑)」「弟のほうが上手い」といったツッコミが続出するレベルだ。中には「格闘家のセンスはあっても絵のセンスは…」と、リングの上では“神童”“キックボクシング史上最高の天才”と称される実力との落差に驚きを隠せないといった反応もあがった。

 人気がくすぶっているタレントが、売れるためにキャラ付けに走ったり人気が出たものに便乗する姿はたびたび見られる。芸能界での生き残りに必死なのは当然だが、そういったタレントは多くが嘲笑の対象となっているのも事実。既に数々の栄冠を手にしながら、21歳とまだまだ伸びしろ充分な那須川であれば便乗行為など必要もないだろう。万全な準備で1戦1戦に臨み、これからも不敗神話を伸ばし続けていってほしい。

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