博多大吉「初心忘るべからず」若手さながらの身体を張った笑いにファン歓喜!

編集部

 お笑いコンビ・博多華丸・大吉の博多大吉は12日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)に出演。他の出演者とともに「パプリカ」のダンスに挑戦した。だが大吉は運動神経もリズム感も絶望的な“踊りたくない芸人”としても有名で、『あさイチ』でも見事な“勇姿”を披露しお茶の間を笑いの渦に引き込んだ。大吉の高い好感度を支えている根本は、苦手なことも避けずに笑いにつなげる姿勢なのかもしれない。

 相方の博多華丸とともに番組に登場した大吉はオープニングから、後に控えているダンスで「頭がいっぱい」と心境を吐露。実際に踊りだしても、視聴者の期待を裏切ることなく周りから2テンポも3テンポも遅れながらぎこちない動きのダンスを踊りきった。大仕事を終えた大吉は、「意外と体がつるものだなと」と感想を述べて周囲から労いの言葉をかけられた。その“勇姿”は、Twitterのトレンドにも「大吉先生」がランクインするなどネット上でも大きな注目を集めていた。

 面白おかしいダンスで笑いを取りに行くのはお笑い芸人として当然のことだが、苦手なことを避けることなくやりきった大吉。情報誌「日経エンタテインメント!」が昨年実施した「一番好きな芸人」ランキングでも5位に入ったその好感度の高さは、こうした姿勢が評価されたのかもしれない。実際に、11日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS)でも、バンジージャンプがNGというCOWCOW・多田健二が恐怖に耐えながらバンジーを成功させた姿に感動する視聴者が続出していた。

 大吉のダンスに対しネット上からも「大吉さんのパプリカ好きすぎる」「朝から癒しと元気をもらったよ」「大吉先生しか見てなかった」といった声が相次いだ。中には「笑えるんだけど、踊ったら自分もこうなる自信があって笑えない」と、大吉の姿を自分と重ねてしまうコメントや、「どんなにぐっだぐだになっても絶対に最後まで踊りをやめない一生懸命さにとてつもない愛らしさを感じるの」など、やり抜いたことを絶賛するファンも現れた。

 大吉ほどのベテランになれば、恥をかきながら面白おかしい言動で笑いを取らなくても話術だけで視聴者を満足させることは容易だろう。だが大吉は話術以外でも爆笑を取りにいくお笑いの基本姿勢を忘れていない。

 初心を忘れない謙虚な信念を持つ大吉のさらなる飛躍に、これからも期待していきたい。

博多大吉「初心忘るべからず」若手さながらの身体を張った笑いにファン歓喜!のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!