「芸歴20年越えは辞められない?」有吉が語る若手芸人の辞め時

編集部

 15日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)において、若手芸人の辞め時について有吉の口から語られた。有吉は「昔の仕事なんて何でも20年前と言ってしまう」と話し、実際は7~8年前のため「そんな昔じゃないでしょ」とたびたびツッコまれてしまうようだ。それくらい時間の流れが早いのかもしれない。

 有吉はこの日のアシスタントを務める若手芸人に芸歴を訊ね、アルコ&ピースの酒井健太は15、6年。ぐりんぴーすの落合隆治は12年だった。

 有吉はそこそこの芸歴のある彼らに対し「10年で辞められなかったら次15だもんな。15越えちゃうと20になっちゃう」と、芸歴の捉え方が5年刻みで増えていくと話した。さらに「20越えちゃうと、なかなか辞め時はない」と話し「芸歴マシマシですよね。食べきれないよ。ちょっと食べられないから気をつけないと」と話し、この日の放送で出たラーメン二郎の話題にかけて笑いを誘っていた。

 有吉は1994年デビューで芸歴は26年目になる。同期芸人としてはふかわりょうや、アンジャッシュの渡部建などがいる。

 96年に『進め! 電波少年』(日本テレビ系)において「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」に挑戦しブレークを果たすが、その後に人気は低迷する。再ブレークを果たした2000年後半には芸歴は15年近かった。

 その間に有吉は引退はもちろん、突如漫画家への転向を考えたほか、自殺を思い立ったこともある。やはり10年から15年の間はお笑い芸人にとってひとつの重要なタームなのだろう。『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のエントリー条件が当初は芸歴10年、復活後は15年に設定されているのもうなずける話だ。(文=相川ナロウ)

「芸歴20年越えは辞められない?」有吉が語る若手芸人の辞め時のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!