伊集院光、二代目三遊亭楽大の真打昇進に複雑な心境

編集部

 6日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、かつて自身が落語家時代に名乗っていた三遊亭楽大と同じ名前を持つ二代目が4月に真打ち昇進を果たすことに複雑な心境をのぞかせていた。

 伊集院は高校を中退後、三遊亭楽太郎(現・六代目圓楽)のもとへ弟子入りを果たす。師匠の「楽」の名とともに、高校中退で「落第」しているため「楽大」となった。伊集院はその後、師匠に黙ってラジオ番組のオーディションを受け、そちらが人気となったため落語家は二つ目で廃業している。ただ、その後も師匠と弟子の関係は続けている。二代目の三遊亭楽大が誕生する時も、師匠から直々に許諾の電話をもらっている。

 伊集院は「真打になった人が前に使っていた名前を使うのならわかるが、途中で廃業しちゃった奴の名前なんて縁起が悪くて誰もつけない」と話し「新品の赤ちゃんの靴あげます。なんだかんだあって履きませんのでと言われているようなもの」とブラックな例え話で笑いを誘っていた。

 落語家は真打昇進にあたって「口上書」と呼ばれる紙を周囲に配る。ここにお祝いのメッセージを寄せてくれないかと、二代目の楽大から伊集院は依頼されているようだ。伊集院は先週の年度末の放送で、その依頼をめんどうくさいといった話をしていた。伊集院の性格を考えれば当然とも言えるだろう。

 これが本人の耳に入ったようで、3日に圓楽邸で行われた新年会に顔を出すと、本人が待ち構えていたという。「口上書いてほしいんです。師匠もそれを望んでおります」とたたみかけて来たという。伊集院は「なんか外堀埋めてきてるんだ。もうわかりましたとしか言えないじゃん。完全に脅迫ですよね」と話し、笑いを誘っていた。

 これは伊集院特有のめんどうくささが発露された形と言えるだけに、今後の展開もどうなるか気になるところではあろう。(文=相川ナロウ)

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