すゑひろがりず「祝事にぴったり?」M-1で異色の狂言漫才!縁起の良いネタでブレイクの予感

編集部

 お笑いコンビ「すゑひろがりず」の南條庄助と三島達矢の2人は22日、テレビ朝日系列で生放送された「M-1グランプリ」決勝に出場。決勝初登場ながら、袴姿に小鼓と扇子という特徴的な出で立ちで存在感を発揮し、会場を大いに沸かせた。これまで注目を浴びることの少なかった2人だが、今回のテレビ出演で注目株となることは確実。和装姿という正月のお笑い番組や地方営業にぴったりのキャラクターなだけに、これからの時期にさらなるブレイクが期待される。

 漫才日本一を決めるM-1決勝の舞台に4番手で登場したすゑひろがりずは、2002年の「テツandトモ」以来とされる楽器を持ってのネタを披露。古典芸能のような言い回しのネタとともに小鼓の軽妙な音を響かせ、一風変わった漫才スタイルで観客や審査員を笑いの渦に巻き込んだ。順位的には10組中8位と奮わなかったものの、審査員7人のうち松本人志を除く6人が90点以上の高得点をつけるなど結果を残し実力の高さを世に知らしめた。

 2011年にコンビを結成し、2016年に現在のすゑひろがりずと改名した2人。扇子を翻しながら古典的な言い回しで三島がボケて、南條が小鼓の音とともにツッコミを入れるスタイルが持ち味だ。M-1には2016年から出場しているものの、これまでは準々決勝進出が最高成績。だが今年は準決勝も順調に勝ち抜き、見事決勝へと駒を進めて成長を見せつけた。

 番組放送後2人のTwitterには、「個人的に1番笑いました!ファンになりました!w」「M-1きっかけで知れた事に感謝するくらい面白かったです!」といったネタを見てファンになったというリプライが殺到。さらには「営業が沢山きますように!」など、さらなる飛躍を期待するファンも少なくなかった。

 ツッコミの南條は普段サンスポでアルバイトをしているといい、同紙に対し「決勝の舞台でも一番自信のあったネタを披露した」「できるならもう1本ネタをやらせてもらいたかった」とコメント。頂点まであと一歩届かなかった悔しさと来年へのリベンジを誓っている。年始のお笑い番組に合った縁起の良さそうなネタを披露する2人なだけに、令和最初の年明けがブレイクのチャンスであることは間違いない。

 すゑひろがりずの今後に要注目だ。

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