ナイナイ岡村、吉本興業のギャラカットに苦言

編集部

 5日深夜放送の『ナインティナインの岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)において、岡村が吉本興業の交通費カット問題について苦言を呈した。

 吉本興業は、闇営業問題を受けて所属タレントの契約を、エージェント契約、専属マネジメント契約などに結び直そうとしている。極楽とんぼの加藤浩次がエージェント契約を結んだのはよく知られている。さらにロンドンブーツ1号2号の田村淳が、相方の亮と新たな会社を立ち上げ話題となっている。

 岡村は『おかべろ』(関西テレビ・フジテレビ系)で共演していた亮から久しぶりに電話連絡があり近況報告も受けてたようだ。

 新たな契約の結び直しにあたって、交通費がカットされることが芸人間で話題となっている。吉本興業は一人のマネージャーが多くのタレントを抱えているため、芸人単独で現場入りを果たすこともある。そうした事情をふまえての交通費支給だったようだが、今後は方針転換がなされる。ただ他事務所のように専属の車や運転手がつくといったことにはならないようだ。岡村は「交通費なくなるというのはどうやろ」と疑問を呈していた。過去にも交通費についてマネージャーに苦情を向けたところ「どっしり構えておいてくださいよ」と、よくわからない言葉でケムに巻かれた体験もあったと岡村は語っていた。

 過去には交通費をめぐっては、大阪から東京への移動の新幹線がグリーン車になったことで「芸人として出世した」といった喜びの感覚を得たと岡村は話し、交通費ひとつとっても意味があり交通費カットは単に、お金がかかる問題ばかりではなく「芸人としては寂しい気持ちになる」とも話していた。

 岡村の芸人としてのスタンスはいたって昔ながらのものといえるだけに、新しい流れになかなかついてゆけないようだ。(文=相川ナロウ)

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