現在放送中の木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)。その第6話が24日に放送され、平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。
これで6週連続の2桁台をキープ。さすがは“キムタク”と言わんばかりの役作りが大きな注目を集め、第5話の放送ではサッカーの“キングカズ”こと三浦知良の息子である三浦良太がドラマデビューを果たすなど、何かと話題が豊富な作品だ。
「もともとは父親と同様にサッカー選手を目指していたようですが、その夢は断念して『俳優を目指したい』と周囲に漏らしていたようです。その目標を掲げてからすぐに木村さんのドラマに出演できるとは相当恵まれていますよね。一部では『カズのおかげ』『また親の七光ですか』と辛辣なコメントもありますが……」(芸能ライター)
視聴者の多くは「カズの息子」であることに気づいていなかったようだが、この電撃デビューは一般人からすれば羨ましい限りである。今後も俳優としての道をぜひ歩んでほしいところだ。
その一方で、第5話では3年前のアレルギー食材混入事故の真相が明らかになっている。その犯人はキムタク演じる尾花夏樹のもとで働いていた祥平(Kis-My-Ft2・玉森裕太)の仕業であることが判明したのだが、その一連の流れに視聴者から疑問の声が殺到中だ。
「前回の放送まで祥平は尾花のことを『最低の人間』と批判していたのですが、尾花はシェフを辞めようとする祥平に対して理由も聞かずに引き留めてようとしたんですよ。しかも、尾花は犯人が祥平であることをすでに知っており、もともと尾花は混入事件が原因で料理人としてのキャリアを失っています。
パッと見ると感動的な物語なのですが、自分が犯人であることを自覚しておきながら、尾花を罵る祥平の態度に視聴者からは『矛盾してない?』『脚本が雑すぎる』など、不満が続出していますね」(記者)
好調のドラマに水を差す、まさかの「脚本矛盾」疑惑。視聴率を落としかねない疑惑だけに、ただちに軌道修正する必要があるだろう。そのような意味でも、今後の展開に注目だ。