八千草薫さん死去「歳の差結婚」でも世間賑わせた名女優が旅立つ

編集部

 数々の名作映画、ドラマに出演してきた八千草薫さんが死去したことがわかった。88歳だった。

 2018年に膵臓(すいぞう)がんの手術を受け、19年も肝臓にもがんが見つかり、闘病中であることを公表していた八千草さん。

 1947年に宝塚歌劇団に入団し、57年に退団。その後は映画女優として「花の生涯」「独眼竜政宗」など名作に数多く出演。息長く活躍を続け、現在でも老若男女問わず知名度は高い。

 八千草さんは女優としても多くの注目を集めたが、プライベートでも世間を騒がせたことがある。それが、1957年の「結婚」だ。

「当時人気絶頂の女優として活躍していた八千草さんですが、結婚相手に選んだのは映画監督の谷口千吉さん。谷口さんは三度目の結婚であり、20歳近くも年齢が上ということで反対意見も多く出ましたね。

しかし、結婚生活はおしどり夫婦そのもので、谷口監督が亡くなるまでの50年間、仲良く連れ添いました。やはり名女優、世間を黙らせる力がありますね」(記者)

 今後、ドラマ等で八千草さんを見られなくなるのは寂しいばかりだ。心からご冥福をお祈りしたい。

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