過去に売春禁止法で北海道警に逮捕されていたことが報じられたEXIT・兼近大樹。「週刊文春」(文藝春秋)は、「現在の兼近さんを否定するものではありません」と報道の意図を伝えているものの、テレビ東京の『おはスタ』は5日、月曜レギュラーであるEXITの出演見合わせを発表した。
また、バンダイナムコエンターテインメントのYouTubeチャンネルは、EXITが出演していた『釣りスピリッツ Nintendo Switchバージョン』の宣伝動画を5日までに全て削除した。
早くも仕事に影響が出ているEXITだが、報道に伴い兼近の前のコンビ名が話題となっている。
「上京してNSCに入った兼近は、元プロキックボクサーでイケメンの相方と“ぷりずん。”というコンビを組んで4年ほど活動していました。当時は外見がモッサリとしていて、兼近は『イケメンじゃないほう』という扱い。これだけは言いたいんですが、兼近は本当にいい奴。彼を悪く言う芸人はいないのでは?」(元吉本芸人)
ぷりずん。時代から自分の逮捕歴について「周囲にペラペラと話していた。全く隠していなかった」(同)という兼近。刑務所を意味するぷりずん。というコンビ名にも表れているように、兼近の今回の「吉本から口止めされていた」という主張は本当のようだ。
ぷりずん。は吉本の劇場では人気があったというが、2017年5月に相方が突然、活動休止に。その後、ピンでの活動を経て、元ベイビーギャングのりんたろー。とコンビを組むことになったという。
「17年5月発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、吉本芸人による集団強姦疑惑を報道。掲載はイニシャルだったものの、加害者として報じられたうちの1人が兼近の元相方だというウワサがネットで広まったんです。その後は紆余曲折あり、現在は芸名を変えて海外で人気タレントとして活躍しています」(記者)
ぷりずん。というモロなコンビ名で活動していた兼近。子ども向け番組の仕事は失ったが、本当の自分をさらけ出すことで、新たな笑いが生まれるかもしれない。