市川海老蔵、自主公演に「ジャニーズJr」抜擢!伝統芸能にも押し寄せるアイドル化の波

編集部

 3日、東京都内で「市川海老蔵 第五回自主公演 ABKAI 2019~第一章 FINAL~『SANEMORI』」の製作発表会見が行われた。

 本公演には、歌舞伎界から有名演者が参加するほか、元「タッキー&翼」滝沢秀明の「滝沢歌舞伎」を引き継いだジャニーズJr.内ユニット「Snow Man」の宮舘涼太と阿部亮平が出演する。歌舞伎界でもジャニーズ頼みの動きがみられるようだ。

 海老蔵は2人について、「伝統的な歌舞伎の所作は難しいこともあるかもしれませんが」と切りだし、「ジャニーズである彼らの立ち廻りや動きから、我々が学ぶべきことがたくさんあると思っています」と語った。続けて「Snow Manのお二方には、得意なことを生かして活躍していただきたい」とコメントした。

「滝沢歌舞伎」とは、2006年に誕生した“和のスーパーエンタテインメント”。滝沢秀明がプロデュースを手掛け、Snow Manを中心にジャニーズJr.が多数出演している。宮舘と阿部も2010年に公演された「滝沢歌舞伎 -TAKIZAWA KABUKI」から今年の春に公演された「滝沢歌舞伎ZERO」まで、10回にわたって出演している。今回の「SANEMORI」への参加も、舞台経験としては十分納得のいく配役だ。

 今回はSnow Man2人が出演するとあって、これまでの公演よりもチケット倍率は上がりそうだ。一般発売は、8日から発売がスタートする。ネットでは「舘様と阿部ちゃんが出るの?絶対行きたい!」と、チケット申し込みに燃えるファンの声が殺到している。また「海老蔵さんとって、すごすぎてちょっと信じられてない」といった海老蔵との共演を喜ぶファンもいた。

 来年、30代目市川團十郎白猿の襲名があるため、海老蔵を名乗っての「ABKAI」は今回が最後となる。継続をほのめかすコメントもあったが、もう後がないだけに、ジャニーズを使った集客も抜かりなく行う海老蔵。有終の美を飾れるかは、宮舘と阿部の活躍が鍵となる。

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