立川志らく「どこまでいける?」TBS朝の帯番組MC就任

編集部

 落語家の立川志らくが、9月30日よりスタートする『グッとラック』(TBS系)のメインMCに就任することがわかった。これまで放送していた『ビビット』に変わる新番組である。志らくのMC就任はこれまでも一部報道で出ていたものの、公式発表となりTBSの朝の顔となる。

 志らくといえば、2011年に亡くなった立川談志の弟子として知られる。芸歴は30年以上のベテランであるものの、テレビ出演はここ数年に限ってのことであり、『ひるおび』のコメンテイターとしてブレークを果たした。なぜ志らくは受けるのだろうか。

「やはり談志のDNAを受け継ぐ、毒舌が受けているといえますね。さらに、落語家だけありしっかりとオチをつけて笑いにつなげているのも重宝されるといえるでしょう。さらに、『偉そうにしゃべるなと言われるけれども、実際偉いのだからしょうがない』といったズバズバとした発言も受けているといえます」(芸能関係者)

 志らくは、梅沢富美男や、あるいは坂上忍までを含めた「きちっと世間に怒るおじさん」枠として注目を集めているといえる。ただ、こうしたアクの強い存在は、売れるにしたがってのジレンマがある。

「志らくの魅力といえば、やはり好き嫌いをはっきりとさせ、興味のない部分には関心を示さない潔い態度だったといえるでしょう。ただMC就任となれば、政治経済はもちろんのこと、芸能ニュースや、あるいはほっこりとした動物ニュース、ネットのバズりネタといったあらゆるトピックを扱われればいけません。『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で、ジャルジャルに99点をつけたような、一見すると理解したがいセンスが、どこまで残るかが見ものでしょう」(前出・同)

 ある意味、ブレークのピークに立ったといえる志らくがどうなっていくかは要注目といえそうだ。(文=相川ナロウ)

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