出川哲朗「ずば抜けた頭脳派」と天才大喜利芸人が暴露！MC仕事も増加中で“タモリの再来”という見方も
天才肌の芸人から慕われているということが、底知れぬポテンシャルを示している。
様々な年代や芸風をもつ芸人がしのぎを削る芸能界において、着実に存在感を高めているのがお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹だ。地味な見た目から繰り出されるシュールな一発ギャグでおなじみだが、現在はロケやバラエティ番組のひな壇、大喜利など幅広いシーンで活躍し、瞬時に的確なコメントを返す“瞬発力”に評価が寄せられている。
飯尾のインタビュー記事が5月に「文春オンライン」で公開され、そこで“隊長”と慕う先輩芸人を明らかにしている。それが現在人気沸騰中のリアクション芸人・出川哲朗であるから驚きだ。
記事で『尊敬する芸人を』を聞かれた飯尾は「浅井企画の先輩、関根さんはもちろんですけど、他の事務所で言うと、やっぱり出川さんですね」と答え、「すごいですよ。カリスマっていわれているディレクターと一緒にご飯食べて。『どうですか、うちの最近の番組？』って出川さんに訊いたら、『あー、正直、昔は録画して見てたけど、今はそういう感じじゃないね』（中略）そしたら2カ月ぐらいして、視聴者の反応が悪かったってその番組が前の形に戻っているんですよね。出川さん、ああいうキャラですけど、スゴい分析力」と大絶賛。世間に浸透しているポンコツキャラの裏にある“卓越したお笑い脳”にふれた。
出川といえば、ビートたけしやとんねるず、ダウンタウン、有吉弘行など先輩後輩問わず、幅広い大御所にいじられている立ち位置で持ち味を発揮していた。しかし、最近では「出川哲朗の充電させてもらえませんか？（テレビ東京）」をはじめ「世界の果てまでイッテQ!（日本テレビ系）」での海外ロケなど、MCとしての役割が増えている。しかも高視聴率というのだから、進行役としての貢献度も評価されて当然だろう。
“キモい芸人”として名を馳せてからの国民的人気物へのサクセスストーリー。まさにタモリを彷彿とさせるジャンプアップである。昼の冠バラエティ番組を務める日も近い？