オードリー若林、新人時代は春日より貧乏?

編集部

 28日深夜放送の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送系)に、オードリーの若林正恭がゲスト出演した。佐久間にとって若林は、定期的にLINE交換をする関係であり、信頼関係が厚いようだ。

 番組では2人の関係のはじまりについても語られ、佐久間がプロデューサーを務める『ゴッドタン』(テレビ東京系)にオードリーをブッキングしたタイミングは『M-1グランプリ2008』(テレビ朝日系)で準優勝を果たしブレークをする前であった。佐久間は「三四郎とか見つけた感あったけれど、オードリーは売れてから声かけた感じがあった」と語るも、記憶違いであったようだ。2008年にオードリーは『ぐるナイ』(日本テレビ系)の「おもしろ荘」へ出演し、そのあと一度くらい『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)へ出たのみであり、『ゴッドタン』は「はじめてネタ以外でバラエティ番組に出た」ため、若林の記憶にも強く残っていた。

 さらに当時の若林は、相方の春日俊彰同様に風呂なしアパートへ住んでおり、さらにアンテナ設置の関係で「2年くらいテレビがない」状態にあった。春日の場合、拾ったテレビデオがあるが、テレビのない若林はさらに貧乏だったのだ。ただ、春日の貧乏ドケチキャラが注目されたため、あえて前面には出していなかった。

 そのため若林は当時のテレビ事情にうとく「『クイズ!ヘキサゴン』(フジテレビ系)とかも知らなくて、自分たちが出て“おバカキャラ”がブームになったのか」といった勘違いもしていた。そのままバラエティ番組に出続ける楽しい日々が続くのかと思いきや「そのあとはひたすら食レポか、春日の(貧乏レシピである)『飴ジュース』の話が続いて、めちゃくちゃつまらなかった」と、苦悩を語り笑いを誘っていた。

 だが、その後のブレークは言わずもがなである。若林としては、ネタをストイックにやりテレビにはあまり出ない芸人像もひとつのモデルだったため、現在の活躍は意外なようだ。

 さらに佐久間は「春日がそんなにテレビタレントとして優秀だと思わなかった。全部台本に赤字でボケまで書いていたような奴だったので、テレビには対応しにくいんじゃないかな」と思っていたと当時の記憶を語った。これには若林も爆笑しつつ、ほかのプロデューサーからも同様の指摘があったと暴露した。

 オードーリーの知られざる新人時代が知れる一夜となった。(文=相川ナロウ)

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