「N国」立花孝志に激怒した太田光の実際の「数字」

編集部

 25日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で爆笑問題の太田光が「N国」ことNHKから国民を守る党の代表である立花孝志参議院議員に苦言を呈した。

 太田は立花議員が、マツコ・デラックスを攻撃するのに、太田には行わない理由をネット番組で「数字がない」と批判したことにショックを受けたと話した。「数字を持っている/持っていない」は業界人トークとしてはよく出る話題だが、どのようなものなのだろうか。

「『数字』とは視聴率をさします。テレビ業界にとって視聴率は至上命題の数字です。放送日の翌日には、分計と呼ばれる1分ごとの視聴率の推移が出ます。これによって1つの番組の中で、どこで視聴率があがっているのか、もしくは下がっているのかが一目瞭然になります。『数字を持っているタレント』とは、視聴率が上がる人物を言います。『今、話題のあの人が登場』といった企画が行われるのはそのためなのです」(業界関係者)

 この「数字」は、タレントばかりではなく、どういった内容を放送するのかというコンテンツにも現れる。

「たとえば夕方のニュース番組は、政治経済のハードニュース以外にも芸能ニュースや、グルメ、引きこもり、といった雑多なテーマが取り上げられますよね。これは、企画ごとに制作会社やディレクターが異なっており、こちらも1分ごとに数字の変化がシビアに現れます。動物やラーメンといった企画は数字が取れる企画としてよく知られています」(前出・同)

 一見すると人気タレントでありながら「実は数字がない」といった人物はよくいる。そうしたタレントはギャラの高さなどがネックとなり、徐々にフェードアウトしていくのが常である。太田としてはイタいところを突かれてしまったのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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