『オールスター後夜祭』休止発表にお笑いファンが落胆

編集部

 毎年秋の恒例番組ともいえる『オールスター後夜祭』(TBS系)が、この秋は放送されないことがわかった。番組の演出を務める藤井健太郎が24日のツイッターで「’19秋は、世界陸上の中継が本家感謝祭の後に入るため休止となります。’20春は多分あると思うので、その時はまた宜しくお願い致します」と報告している。

『オールスター後夜祭』は『オールスター感謝祭』のセットをそのまま使うスピンオフ企画で、2118年春から毎回放送されている。

  毎回100人以上の芸人が集い、有吉弘行が司会を務める2時間の生放送である。2018年秋には『キングオブコント』優勝者のハナコが本番前に挨拶がなかったと有吉が激怒する場面が放送された。これは、2011年の『感謝祭』において島田紳助が東京03に詰め寄ったとされる事件のパロディである。藤井が手がける『水曜日のダウンタウン』にならった攻めた企画といえるだろう。

 これを受けネット上では「むしろ『後夜祭』の方が楽しみだけに残念」「『世界陸上』ってそんなに必要?」といった声が聞かれた。何より2019年秋の『後夜祭』中止は、ほかの回以上に期待値が高かったといえる。

「いわゆる吉本興業の闇営業問題ですね。雨上がり決死隊の宮迫博之と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮の復帰はかなっていませんが、ガリットチュウ福島、天津・木村といった11名の芸人は活動復帰しています。彼らにとってテレビ復帰の場となる可能性もありましたし、出演がなくとも何かしらのイジる企画も用意されていたと見られます。さすがに半年先まで持つネタではありませんから、次の放送では闇営業関連の企画が見られないでしょう」(芸能関係者)

 お笑いファンにとっては半年に一度の楽しみといえるだけに、今回の休止は残念と見る声は多そうだ。(文=相川ナロウ)

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