ZARD「自殺説」広まったワケ。「事故死」が歪曲された”迅速対応”とは

編集部

「コメント発表時、まだ警察は、事故と自殺の両面で捜査中で、マスコミにもそう伝わっていました。にもかかわらず、事務所がフライングで“事故死”を強調したものだから、週刊誌各誌は“何かを隠しているのでは”との前提で報道合戦が繰り広げられることとなり、ネットを中心に自殺説が拡散していったんです。自殺説で坂井さんの死にさらに暗い影を落とすことのないようにと焦った事務所の対応が、完全に裏目に出てしまいました」(同前)

 坂井さんは事故死であったことは、状況からみて間違いない。当時、徹底的に取材をしたという芸能記者がこう話す。

「入院中の坂井さんは、あのスロープからの景色を眺めるのが好きで、散歩の生き帰りに立ち止まってはストレッチ運動などをしていたそうです。都会のど真ん中にあって、病院の敷地内は緑が多く、さらに道路一本挟んで向こうの神宮の森の新緑も、あの場所からはよく見える。当日は、前日の大雨が上がって空は晴れ、空気は澄んでしたでしょうから、坂井さんは気分が良かったのではないでしょうか。

 坂井さんがスロープの手すりに腰を掛けていた様子も、たびたび目撃されていました。雨で滑って転落してしまったのでしょう。あのスロープから地面まではわずか3メートル。自殺するつもりなら、そんな低いところを選ぶ人はいませんからね」

 今年のチャリティーマラソンは駅伝スタイルとなり、当日発表となる4人目のランナーが誰なのか注目が集まっている。いつまでも色あせることのない坂井さんの名曲を背に激走するランナーを今年も応援しよう。

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