12日、TOKYO MX前に姿を現し、路上でマツコ・デラックスを「出待ち」した「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏。
同局『5時に夢中!』(TOKYO MX)でマツコがN国に投票した有権者らを「気持ち悪い」などと発言したことで、立花氏が激怒。YouTubeで散々に批判し、12日に『5時に夢中!』に出演するマツコに「出待ち」を敢行したというわけだ。
MX前には200人もの人だかりができ、警察が出動する事態に。結局立花氏とマツコが相対することはなかったが、立花氏は「毎週月曜ここに来る」「内部情報で、マツコはパニックで降りたがっている」などと発言。攻撃の姿勢を緩めるつもりはないらしい。
しかし、MX突撃があまりにも刺激的だったのか、 世間の風向きは少々変わりつつある。
「『さすがにやりすぎ』『粘着質すぎる』『議員のやることではない』と、立花氏への批判も増えてきました。少々過激だとみんな面白がりますが、本格的に過激だと引いてしまう、そんな心理が表れていますね。
また、マツコの事務所は一連の立花氏の発言に『(パニックには)全然なってません。そんなことで動揺する人でもない。降板の話も全くない』と否定。となると真実は何なのか。このバトルは思わぬ方向に向かうやもしれません」(記者)
いまだに終わらない立花氏とマツコのバトル。ここへ来て情勢は「五分」だろうか。
やややりすぎてしまった立花氏を考えれば「マツコ有利」とも考えられるが、やはり理屈上は五分だろう。
「マツコの『気持ち悪い発言』にも事務所は『発言は別にあちらの党を否定したものではないし、なぜこんな騒ぎになっているのか。残念です』と返していますが、内容を確認するとそうは見えない部分もありますし、党というより有権者批判なのは間違いないかと。
『何も問題ないなら討論しろ』『結局逃げるマツコ』『ダサい』などの意見があるのも事実。落とし所がどこになるのか気になります」(記者)
泥沼に突入か。