上沼恵美子が吉本問題をピシャリ、笑いの原点に立ち返るべき?

編集部

 4日放送の『気になる情報のウラのウラ 上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ・中京テレビ系)において、上沼恵美子が闇営業問題に揺れる吉本興業に喝を入れた。この日の放送では吉本芸人として中川家の礼二が登場した。

 上沼は吉本がお笑いの芸能事務所であるにもかかわらず、生真面目に事態が進んでいることを気に入らないようだ。番組では視聴者アンケートとして、吉本の岡本昭彦社長にならぶ「残念すぎた記者会見」としてトップ3のランキングがが取り上げられた。1位は2014年の野々村竜太郎元兵庫県議会議員の号泣会見、2位には2007年の船場吉兆のささやき女将会見、3位には山一證券破綻時の社長の男泣き会見が取り上げられた。

 これに対し上沼は、野々村議員の会見に対し「記者会見やんならこれやて。この記者会見はおもろかった」と別の意味で絶賛し、「あんだけ泣いた男見たのはじめて。これ吉本新喜劇やな。このお兄ちゃん。真剣に5時間半も岡本さんご苦労さん」と皮肉った。

 さらに「やっぱり負けてるやんか、船場吉兆と野々村(元)議員に」と強調し「記者会見やるならこれくらいのインパクト」がなければいけないと力説した。

 最後は吉本興業へのエールとして「これからは串カツの匂いのする、通天閣のそれが世界に羽ばたくんです。どこの都市にいっても通天閣が立っている」と、地元大阪愛をにじませるコメントで締めた。その後は「帰ります。言うこと言うたんで」と帰るしぐさを見せて、中川家の礼二が「寄り合い所じゃないんで」と止めに入り、コント調の展開で笑いを誘っていた。上沼といえば、吉本騒動に一歩引いた立場から批判を加えるスタンスで知られるが、それも「笑いの原点を忘れるべからず」という関西愛ゆえの言葉なのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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