吉本芸人・エハラマサヒロ「夫婦の美談」で好感度アップ!玉突き被害を受ける吉本芸人の新たな挽回策
人気の“株”は、下がっても“反発”を狙って買ってくれる人がいないのが辛いところだ。
吉本興業に所属するお笑い芸人・エハラマサヒロが28日に更新した、自身の若手時代を振り返ったブログ記事がネット上で共感を呼んでいる。エハラの妻・千鶴さんのブログ内容を受けて更新したエハラは、月給が5,000円以下だったことなど、現在は引く手あまたの芸人たちが売れるために努力を続けていた時代のエピソードを紹介。一連の“騒動”で事務所も芸人も次々と評判を落としている吉本だが、エハラのブログ更新は好感度を上げることに成功したようだ。
28日、エハラの妻・千鶴さんがブログを更新。千鶴さんが結婚前、エハラからもらったという“日頃の感謝”をつづった置き手紙と、トレンディエンジェル・斎藤司や渡辺直美など、エハラと写る芸人仲間の若かりし頃の画像を公開した。その画像を見たエハラは、「昔の手紙が出てきてクソ恥ずかしい」と恥じらいつつも、「この時は『人の倍やっても才能ある奴には負ける可能性あるけど、人の10倍やったら絶対勝てるはずや』とよく言っておりました」「みんな知られるようになっていって本当凄いなと思いますわ」と、努力を続けた当時を懐かしんだ。
現在の吉本は6月に“闇営業”騒動が発覚して以降、関わった芸人の証言が二転三転したことや7月の吉本興業社長・岡本昭彦の“グダグダ”会見などで、事務所・芸人双方が株を下げ続けている泥沼状態だ。関係者が何をしても槍玉に挙げられそうな勢いの現在だが、エハラ夫婦の見事な“コンビプレー”はしっかりとファンに刺さり共感を得られた格好だ。
2人のブログにも、「とっても素敵なお手紙でしたよ!!」など、エハラが千鶴さんに送った感謝の手紙を絶賛するファンの声があふれた。他にも「今は売れっこ芸人さんになって凄いですね」と、エハラの若手時代の努力を称える意見や、「エハラさん頑張って。ずっと応援するから」「楽しい笑いを届けて下さいね」とさらなる飛躍を期待するコメントも相次いだ。
やはり売れない若手時代の苦労話と美談ほど、ファンの共感を呼ぶものは無い。多くの芸人が評判を落としている吉本だが、この手法であれば巻き返しもできるのかもしれない。夫婦でなく“コンビ間”でも応用可能なこの“発明”、この先芸人界隈で流行する可能性もあるのではないだろうか。