伊集院光、大船渡高校問題に持論

編集部

 29日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、大船渡高校の佐々木朗希投手の話題となった。高校野球ファンである伊集院は、佐々木投手の噂を聞き、岩手県まで足を運び試合観戦も行っている。その際、メジャーリーグのスカウトが見に来ており驚いたようだ。

 登板機会の多かった佐々木投手は「故障を防ぐため」という理由から決勝戦には登板せず、大船渡高校は敗退し甲子園のきっぷを逃した。これに対し『サンデーモーニング』(TBS系)で張本勲が「絶対に投げさせるべきだった」と意見を述べ話題になっている。張本に限らず世間の大半の意見はそちらにかたむいているようだ。

 ただ、メジャーリーガーのダルビッシュ有は張本の意見に反論するように「シェンロンが一つ願い事を叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」とツイッターに書き込み話題となっていた。

 これに対し伊集院は「ああいう結果になって、すげえ思うのはさ。甲子園の名門の監督とか、プロ野球OBとかが『投げさせなきゃダメ』という意見があるのはいいんだけど」と前置きしつつ「そういうOBとか監督のいる高校の野球部に才能のある子供の親が行かせると思う、今後?」と問いかけた。

 さらに「あんまりそういう発言を公式に堂々とすると、自分の子供がメジャーに行く素質があるピッチャーだと思ったら少なくとも大船渡行かせたいと思うよね」と述べた。

 世間の風潮に対して、あえての「逆張り」ともいえるが、伊集院自身、高校時代は野球部に所属しており一家言のある人物である。さらに甲子園に関しても、エースピッチャーが連投続きでは「肩を壊してくださいと言っているようなものでは」「真夏でなくて別の季節にやったらどうか」と過去には苦言を呈している。今回の発言も高校野球を愛するがゆえの発言といえそうだ。(文=相川ナロウ)

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