宮迫博之に見当違い質問の『アッコにおまかせ!』やらかしは過去にも?

編集部

 21日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)において、前日の20日に行われた雨上がり決死隊宮迫博之と、ロンドンブーツ1号2号田村亮の闇営業問題をめぐる記者会見の場で、番組スタッフが場違いが質問をしたことに対し、和田アキ子自身が謝罪した。

 件の会見では、番組名を名乗り、宮迫が『週刊文春』(文藝春秋)に不倫を直撃された際に「オフホワイト」と返したことを受け「現在の心境を色に例えると?」と訊ねたのだ。当然、会見の空気を読まない場違いな発言であり非難が殺到していた。新聞記者は事実確認のために訊きづらい話題に踏み込み、ワイドショー系のリポーターは、あえて挑発的な言葉を投げかけるのは仕方ない。ただ「おまかせ」の場合は、完全なるネタありきの悪ふざけといわれても仕方あるまい。

「『アッコにおまかせ!』は1週間のニュースをふりかえり、番組独自のツッコミを入れるスタイルが定着化しています。和田アキ子による辛口コメントにより、特に芸能ニュースに関して、その後の扱いが決定されるといえるでしょう。今回は独自の要素が間違った方向に作用してしまったといえるでしょう」(放送作家)

 この番組の“やらかし”は今回が初めてではない。もともと番組が持っていた“気質”ともいえる。

「2014年5月には落合洋司弁護士が、初歩的な確認事項をともなうリサーチの電話をひたすらかけてくる『おまかせ』スタッフにツイッター上で激怒し、今後は取材に応じないと明言し話題となりました。もちろん一定の対価が支払われていればトラブルにはならないのでしょうが、ノーギャラで名前も出ないと苦言を呈していました」(前出・同)

 テレビ番組に限らず、メディアは取材した素材をすべて使うわけではない。100の内容を10に圧縮することで深みが出るのは確かである。ただ、手当たり次第に情報をかき集める姿勢には問題があるともいえるだろう。本丸の和田アキ子本人の知るところとなった、番組のずさんな制作体制はやはり改善が求められるのではないだろうか。(文=相川ナロウ)

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