現在、カナダ・モントリオールでのチーム合宿に同行しているレアル・マドリードの久保建英。トップチームの大事な合宿に参加している『日本の至宝』の動向には、日本をはじめ現地スペインのマスコミも注目している。そんななか、合宿の一コマを映した写真が、久保の“チーム内での立ち位置”が推測できると話題になっている。
その写真とは、チームメイトのマルセロが自身のインスタグラムに投稿したもの。バスの社内と思われる写真には、マルセロをはじめチームメイトがカメラ目線で笑顔を見せている。久保も映っているのだが、一番奥で伏し目がち。チームのノリについていけていない感じにも見える。また、バスを背景にした集合写真でも久保はかたい表情のままなことから、一部ネット上では『久保くん、ぼっち説』が浮上している。
久保といえばJリーグ在籍時から、10代半ばとは思えない堂々とした振る舞いで周囲を驚かせていた。それだけに、レアル・マドリードでもブレることなく『久保流』を貫いているともいえる。
さらに、練習でのランニングではエデン・アザールやガレス・ベイル、ルカ・モドリッチといった世界的スター選手たちと同グループで汗を流し、攻撃練習ではそうそうたる面々にも臆することなく自身をアピール。スペイン紙は久保が合宿後もトップチームに帯同する可能性を示しており、日本から来たポーカーフェイスの天才は着実に信頼を獲得しているようだ。
それを象徴するかのように、14日にはレアル・マドリード公式チャンネルで久保がアザールに対して「試合前にはあなたの動画を見ています」と話しかけると、アザールは「いいセンスだ」とジョークで返し爆笑した一コマを紹介。
天才的なプレーだけでなく、何気ない会話でもスター選手と心をかよわせている久保は、早くもスター軍団の一員としてなじんでいることは間違いない。
