ジャニー喜多川さん訃報、各局番組「近影の扱い方」に明確な差 ジャニーズ事務所への忠誠心の違いか

編集部
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 ジャニーズ事務所の創業者で社長のジャニー喜多川さん(本名・喜多川擴=きたがわ・ひろむ)が7月9日、くも膜下出血で死去した。87歳だった。

 この翌朝、各局ワイドショーがこれをトップで伝えたが、ジャニーさんの映像素材の扱い方は二分していた。

「裏方に誇りを持っていたジャニーさんは、自分にカメラが向くことを強く嫌がり、公式写真は2012年版のギネスブックに掲載された帽子とサングラスをかけた写真の1枚のみ。これ以外を表に出すことはタブーとされてきました。そのため、日本テレビとフジテレビは、訃報を伝える際にギネスブックの掲載ページを何度も放送していました」(記者)

 ジャニーさん独自のルールを頑なに守っている日テレとフジだが、一方でテレビ朝日とTBSのワイドショーでは、遠巻きに撮影したジャニーさんの映像素材を初出し。これに、ネット上では「動いてるジャニーさん初めて見たから新鮮」「ジャニーさんが歩いたり笑ったりしてる!」といった声が上がっている。

「特にテレ朝は、ステージプロデュースのため会場内を歩く姿や、別の会場で関係者と談笑する姿など、複数のシーンを組み合わせて放送。要は、どれも報道という名目で隠し撮りされたものです。こういう報道ですから、ジャニーズ事務所から怒られることもないだろうという判断なのかもしれませんが、ジャニーさんが生きていたら絶対に許されないことですから、なかなか思い切ったことをしたなという印象です」(同)

 局によって全くことなるジャニーさんの映像の扱い。ジャニーズ事務所への忠誠心の違いが表れたといえるかもしれない。

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