ジャニー喜多川さん死去、発表時間の理由は?
編集部
くも膜下出血により入院治療を続けていたジャニーズ事務所のジャ ニー喜多川社長が、9日午後4時47分に死去した。 87歳だった。
ジャニーさんは6月18日に自宅で体調不良を訴え緊急搬送された 。その後は、所属タレントが続々とお見舞いに訪れ、 一時期は容体を取り戻すこともあった。
気になるのは報道のタイミングであろう。 メディアの第一報は午後11時半の一斉解禁であった。 なぜこの時間帯であったのだろうか。
「やはり新聞報道を意識しているといえますね。 全国紙の締切は午前1時ごろです。そのため、 取り上げるとしても追加取材をする時間がありませんので、 ストレートニュースとして報じるしかありません。その分、 余計な情報が加わることなく、 プレスリリースをそのまま出すことができます」(業界関係者)
全国紙はもちろん、 スポーツ新聞各氏も一面はジャニーさんの訃報が報じられることに なりそうだ。今回の例を見てもわかる通り、 ジャニーズ事務所はいぜんとして情報統制に長けた会社であるとい える。ただ今後に不安要素があるのも確かだ。