爆笑問題ラジオがジャニーさん訃報に触れなかった理由とは?

編集部

 9日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)は、オープニングトークで『サンデー・ジャポン』(TBS系)の田中みな実アナウンサーの発言に噛み付いた、丸山穂高衆議院議員イジりが行われるも、放送直前に発表となったジャニーズ事務所のジャニー喜多川さんの訃報に触れられなかった。

 これは同番組が直前の録音放送のためである。『爆笑問題カーボーイ』は火曜の夕方に録音され、内容をそのまま出す『録って出し』の手法が取られている。ジャニーさんが亡くなったのは同日の16時47分。メディア報道は午後11時半に一斉解禁となった。その前にメディア内には情報は出回っていたといえるが、爆笑問題には伝えられなかったのだろう。

 爆笑問題のラジオは録音から放送までのタイムラグはおよそ5~6時間といえる。オープニングタイトル後には、その日の天気が伝えられるなど「生っぽさ」を意識しているが、それでも間に合わない情報はある。電気グルーヴのピエール瀧のコカイン逮捕は火曜深夜のため間に合わず、南海キャンディーズの山里亮太と女優の蒼井優の電撃結婚も、放送終了直後に出たため、番組内でまったく触れられない事態となってしまった。

 今年1月29日深夜放送回では、録音中に作家の橋本治さんの訃報が入り、橋本さんファンであった太田がしみじみと思い出を語っていた。爆笑問題は今年1月にコンビそろって参加したキンプリことKing & Princeのライブにおいて30年ほどの芸能生活で、初めてジャニー喜多川さんに遭遇し「優しいおじいさんだった」とその体験を語っていた。

 太田得意の厚かましさで、自身の番組出演もオファーしていたという。ジャニーさんについても彼らが何を語るのか気になるところだ。(文=相川ナロウ)

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