「AKB48」高橋みなみがついに卒業!  「最後は“たかみな”ではなく“高橋みなみ”になってしまうのは、やっぱり劇場だから」

編集部
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  これまでの活動を振り返り、「10年間は楽しいことだけじゃなくて、辛いこともたくさんあったし、いっぱい泣いてきました。泣いた数の方が多かったかもしれません。でも、苦しい時こそ、あらためて自分自身と向き合う時間になりました」とし、「なんで自分は『AKB48』に入ってここまでやってきたのか、それは、偽善と思われるかもしれないけど、本当に、本当にファンの方がいたからだと思います」。

  さらに、「本当にみんながいなかったら、頑張れませんでした。『本当に辞めたいと思ったことはない』と、ずっと言ってきました。でもやっぱり、みなさんに言えないようなところで、心が折れそうになることもたくさんあって、そんな時に『大丈夫?』と言ってくれたみなさんの言葉が私をここまで立たせてくれました」と感謝した。

  そのうえで、「もうね、言うことがないんだよね…。いっぱい色んなことしゃべってきたし、絶対しゃべれる人だと思われてきたけど、最後は“たかみな”ではなく“高橋みなみ”になってしまうのは、やっぱり劇場だからだと思います。ただただ10年感謝です。最高に幸せでした。今日この日まで応援してくれたみなさんに『ありがとう』と言いたいですし、48グループを支えくださったスタッフのみなさんにも『ありがとう』と言いたいですし、私が総監督の時についてきてくれて本当にありがとう。たくさん話してきたし、怒ってきたし、本当に申し訳なかったなって思っています。でも、みんなは聞いてくれていたから、耳を傾けてくれていたから、今日この日まで、務めてこられたなと思います」。

  後輩たちに向けて、「横山(由依)には、本当にこのタイミングで総監督を渡すことになって、申し訳なさも正直あります。でも、分かったのは、時間は止まらないんだなということです。ずっとずっと進んでいって、14歳から今日で25歳になって、『AKB48』にずっといたいなと思ったけど、いつかは卒業しないといけない時が来る。さみしいけれど、これからを任せられるメンバーに出会えたことが、私のこの10年の宝物だと思います。これからの未来を残るメンバーに託して、私自身も前に進みたいと思います。『背中言葉』これからも残ったメンバーたち、後輩たちに見せられる背中でありたいと思います」と語った。

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  その後、前田敦子や板野友美ら卒業した1期生たちもステージに登場し、『桜の花びらたち』を熱唱。

  高橋は、「本当に、本当に幸せな10年間でした。(集まった卒業生は)みんな、卒業の先輩ですが、みんなに負けないくらい走っていきたなと思っています。10年は確かに走り続けました。でも、これから先、止まりたくはないので、ずっと走り続けたいと思います。みなさん、ついて来てください。みなさんとなら、どこまでも行ける気がします。本当に応援してくださったみなさんありがとう。そして『AKB48』、10年本当にありがとうございました」と感謝した。

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  すべての楽曲のパフォーマンスを終えた高橋は目に涙を浮かべながらも、ともにステージに残った小嶋陽菜、峯岸みなみと「AKB48」のメンバーとしての最後の時を楽しむように笑顔で冗談を言い合う。

  そして最後は、『ありがとうございました』と劇場のステージの床を愛おしむようにポンポンと叩き、10年間立ち続けたAKB48劇場のステージを去った。

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