5月6日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)において、平成から令和への改元について語られた。伊集院は今回の改元に対して新年を迎える大みそかのような感覚を持ったようで、実際、周りには大そうじを始める人間もいたという。

 4月30日には、 タモリが司会を務めた『FNN報道スペシャル 平成の“大晦日” 令和につなぐテレビ』(フジテレビ系)に出演した伊集院。

 改元のカウントダウンの瞬間に、渋谷のスクランブル交差点や大阪の道頓堀川の中継が行われたことに、これはテレビ局側の「無意識のフリ」ではないかとコメント。「意識しているというとあまりにもテレビ局批判なので……」と言葉を選んでいたが、実質的には後者ではあろう。

 スクランブル交差点といえば、毎年ハロウィンでは逮捕者を出す騒ぎとなっており、道頓堀川は「阪神タイガース優勝」など、おめでたいことがあるたびに、ダイブする人間が相次ぐことで知られる。もちろん改元を受けてそうしたことをする人間はいないだろうが、カメラがセットされた位置もバッチリであり、「この角度でこう飛ぶっていうステージの設定がすごいできている」「動きに合わせてカメラがスタンバイされている」「やるなよっていう“やれ”が入っている」とも語った伊集院。マスコミが「荒れる成人式」を糾弾調で取り上げつつも、実はハプニングに期待している構造と一緒ではないかと指摘し、「起こらなかったときの、起こらねぇんだ感があった」とボヤいた。

 新元号発表から改元までは、人々の期待を煽る政治ショーと化してしまった批判も一部では見られる。伊集院の感じた「テレビ局の暗黙のフリ」は、そうした空気に加担するものでもあったかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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