五輪野球は2020年で見納め決定的か……「パリで野球?」次回開催地に浸透難しく

編集部
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 開幕まで2年をきった2020年東京五輪。運営ボランティアの募集が始まるなど、にわかに世界的スポーツイベントが東京で行われる実感が湧いてきている。そして、19年の春にはいよいよチケットの販売がスタートするが、日本の金メダル獲得が有力視されている野球やソフトボール、水泳、体操などは人気が集中しそうだ。ただ、野球・ソフトボールに関しては他の競技とは違った意味で「見逃せない競技」と言える。実は、野球・ソフトボールが東京五輪以降の競技種目から外されるとの見方が濃厚になっているからだ。

 五輪競技としての野球とソフトボールは、20年東京五輪で開催都市提案の追加種目として3大会ぶりに復帰。競技人口が多く国民的スポーツとも称される両競技の採用には、「これで獲得金メダル数が増える!」「あの日本人メジャーリーガーを生で見れるかも!?」とスポーツ好きは喜んだ。

 特に野球においては、2008年北京五輪で優勝候補と期待されながら、結果は4位。日本中が落胆した日を最後に開催種目から外された因縁があるだけに、国民の思いとしては新生・侍ジャパンに是が非でもリベンジしてほしいというところだろう。

 しかし、日本の盛り上がりを尻目に、野球が普及していない国々からは野球・ソフトボールに対して冷ややかな視線が。24年パリ五輪の開催国であるフランスでは、野球もソフトボールもそれほど人気がなく、実施種目から漏れる可能性が高いと言われている。

 19年にはパリ五輪の追加種目が発表されることを考えれば、組織委員会へのPR活動に残された時間も残りわずか。国際情勢に理解のある野球ファンであれば、東京五輪で侍ジャパンの勇姿を目に焼き付けておくことが賢明だろう。

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