まさか、こんな“タイムリーなネタ”が連発されるとは、本人は審査員席で冷汗をかいていたに違いない。
9月22日、コント日本一を決めるお笑い番組『キングオブコント2018』(TBS系)の審査員にバナナマン・日村勇紀が登場。21日発売の『フライデー』にて、16歳の少女に飲酒させたうえ、行為に及んだと疑惑が報じられていたことで、世間の注目を集めた。
「番組では冒頭、松本人志が『すごい変な緊張感が…、あのー、特に今年は、また違う緊張感があるのは、もしかしたら日村さんがいるからかも』とイジり、場内は爆笑。さらに、浜田雅功も日村を飛ばして相方の設楽統に振るなどして、騒動を笑いに変えようとしていました」(テレビ誌ライター)
日村も「本当に皆さん、お騒がせして申し訳ありません」と立ち上がって謝罪。ダウンタウンのイジりのおかげで放送は平常運転で進められた。しかし、ネタが始まると視聴者が硬直する場面が相次いだという。
「出場者のGAGは、未成年にビールを勧めるネタを披露。『ビール飲むでしょ?』という店員の誘いを『高校生なんで』と拒むも、『何つまらないこと言ってるの』と押し切られてしまうシーンは、日村が16歳とわかって飲酒を勧めたとする報道を彷彿とさせたことで、視聴者もヒヤヒヤしていたようです。またロビンフッドの38歳男性が父親に結婚を報告するネタでは、女性の“年齢詐称”が笑いの肝だったために、件の少女が本当は16歳なのに21歳と偽って日村に近づいた件を思い出した人も多かった」(テレビ誌ライター)
なんとか審査員の職務をまっとうした日村だが、その表情は強張っていただけに、視聴者はいたたまれない気持ちにさせられたようだ。