関ジャニ∞、唐突すぎる『ジャニ勉』終了でグループ解散を危惧する声… ソロ活動の好調ぶりも心配に拍車

斉木順

 関ジャニ∞が14年以上にわたって続けてきた関西ローカルのレギュラー番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ系)が、6月末で終了することが23日の番組内で告知された。あまりに突然の終了告知だったため、ファンから「まさか解散しないよね?」などとグループの今後を心配する声が続出している。

 同番組は、関西テレビの制作で2007年5月にスタート。関ジャニ∞が全国区の人気グループになっても、メンバー全員で大阪に戻って収録し、今年5月には放送700回を突破していた。

 観客を入れての爆笑トークが番組の大きなウリだったが、最近はコロナ禍によって無観客が続き、収録も東京で行われるようになっていた。局側は「番組編成上の総合的な判断です」と終了理由を説明している。

 だが、通常のテレビ業界の改編期は3月と9月。番組を終わらせる時期としては違和感を覚えなくもない。さらに、14年以上も続いてきた番組なのに「1週前に終了告知」というのはあまりに唐突な印象がある。

 そうした事情もあって、ネット上では「ジャニ勉が終わるのはグループ解散の時だと思ってたけど…」「まさか解散の準備じゃないよね?」「解散への道筋つけてるように見えちゃう」「制作上の理由ならいいけど、関ジャニ側からの申し出だったら怖い」「次のアルバムがラストアルバムになったりしないよね?」などと、グループ解散を危惧すするファンの声が広がっている。

 関ジャニ∞といえば、2018年に渋谷すばる、2019年に錦戸亮とメンバーの脱退が相次ぎ、両名がメインボーカルを務めていたことから「音楽活動の危機」と騒がれた。メンバーの歌唱力を向上させ、今年2月に発売した45枚目のシングル『キミトミタイセカイ』で新境地を開いたことで持ち直したと思われたが、いまだに不安を感じているファンは少なくない。

 最近は、バラエティやスポーツ番組の司会などで活躍している村上信五をはじめ、ドラマで存在感を見せている横山裕や大倉忠義など、メンバーのソロ活動が目立っている。大倉と横山はプロデューサーとしての才能も発揮し、後輩の関西ジャニーズJr.の中から人気ユニット「なにわ男子」「Aぇ!Group」などを生み出している。

 メンバーたちのソロ活動が好調なことも、ファンにとっては「そろそろ解散するのでは」という不安につながっている面があるようだ。

 ファンの心配が杞憂であることを祈りたいが、はたして……?
(文=斉木順)

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