関ジャニ∞・大倉忠義、田中みな実と「チェーン店アリ・ナシ」論争で殺伐バトル

斉木順

 関ジャニ∞の大倉忠義が、デートスポットとしてのチェーン店の「アリ・ナシ」をめぐって、フリーアナウンサーの田中みな実らとバトルを展開。女性陣から猛攻撃を受けた大倉だが、それでも引かずに応戦したことで「さすが鳥王子」「実家に誇りを持ってそうで好感」と称賛の声が寄せられている。

 大倉は、22日に放送されたバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)にゲスト出演。番組では、南海キャンディーズ・山里亮太から「最初のデートはどんなところがいい?」という質問が飛び、大倉が「赤ちょうちんのようなお店を許してくれる女性がいいので、わざとそういうところに連れて行っちゃうかも」と答える場面があった。

 続けて、大倉が「『チェーン店は嫌』っていう人が苦手」と話すと、田中の怒りのスイッチがオンに。田中は「そんなのね、最初はみんな『こういうところ大好き』って積極的に言いますけど、1年、2年、3年経って毎回そういう店だったら不満が噴出すると思いますよ!」とまくしたて、周囲から「田中さんの地雷ふんじゃったよ…」といった声が上がる事態となった。

 これに大倉は「毎回じゃなくて、たまにいい店を混ぜながら。いい店と(チェーン店の)反応をそろえてほしい」と補足し、女性が店によって態度を変えるところを見たくないと反論した。

 それでも田中が不満そうな表情を浮かべていると、同局の弘中綾香アナが「ずっと(チェーン店が)続いていくと『私ってその程度の女ってこと?』って思っちゃうんですよ」と加勢。さらに、田中が「そして、どうでもいい女といい店に行ったりする。彼女や奥さんは庶民的な店に連れて行って、遊びの女とめっちゃいい店に行く。なんなの?」と、実体験らしきエピソードを交えて怒りを爆発させた。

 女性陣からすさまじい猛攻撃を受けた大倉だが、苦笑しつつも「田中さんとは(付き合うのは)無理やと思う」とバッサリ。チェーン店の「アリ・ナシ論争」がまさかの殺伐バトルに発展してしまった。

 これにネット上では「初デートでチェーン店はちょっと嫌かも」「大事にされてるとは思いづらい」「緊張するから赤ちょうちんとかチェーン店でちょうどいい」「チェーン店でも好きな人となら全然アリ」と、賛否両論が寄せられている。

 しかし、大倉ファンからは「アリ・ナシ」論とは別の意見が。それというのも、大倉が大手居酒屋チェーン「鳥貴族」の創業社長・大倉忠司氏の長男であることはファンにとって周知の事実だからだ。大倉はファンから親しみを込めて「鳥王子」とも呼ばれ、コロナ禍前は関ジャニ∞のコンサート後に鳥貴族で乾杯するファンも多かった。

 そういった事情があるため、ファンからは「チェーン店を否定する女性陣に毅然と反論していてカッコよかった」「実家の仕事に誇りを持っているようで好感」「逆に大倉くんに鳥貴族に連れて行ってもらったらテンションぶち上がる」「トリキの御曹司の言葉は重みが違う」などと、大倉を支持する声が多数寄せられている。

 さらに「大倉くんの実家のこと知っていてチェーン店を否定したなら引くわ」「大倉くんの前でチェーン店を否定するってどういう神経?」「誰だって実家のご商売を否定されるようなこと言われたらいい気持ちしないのに…」と、田中の言動を疑問視する意見も。だが、その一方で「田中みな実さんは大倉くんの実家のこと知らなかったのでは」「別に鳥貴族のことじゃなく、個人的にチェーン店が嫌ってだけの話でしょ」と田中を擁護する声もある。

 現在、鳥貴族は緊急事態宣言の発令により、東京や大阪などで200店以上の直営店が臨時休業となって窮地に陥っている。大倉としては、実家の苦境も頭にあって「チェーン店アリ・ナシ」論争に珍しくヒートアップしてしまったのだろう。対する田中も、最近は「あざと可愛い」に加えて「面倒くさい女」キャラをプッシュしており、どちらも引くに引けない構図だったことで予想外の殺伐バトルに発展したといえそうだ。
(文=斉木順)

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