美 少年・浮所飛貴、SMAP&嵐の“後継グループ”に意欲! 道枝駿佑との『国宝級イケメン』争いにも注目

大西かずや

 ジャニーズJr.内のユニット『美 少年』の浮所飛貴が、6月23日に発売された女性ファッション誌「ViVi」(講談社)に登場。ジャニーズ事務所の未来を担う覚悟を見せているようだ。

 美 少年は浮所、岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、藤井直樹の5名体制で、2016年に『東京B少年』というユニット名で活動をスタート。その翌年に金指一世が加入し、19年に現在のユニット名に改名されたが、グループ結成した当初、事務所の創始者であるジャニー喜多川氏から「王道を行った方がいい」とアドバイスを受けたという。

 浮所はこの言葉を今も意識していて、「ジャニーズらしいキラキラ感は、美 少年にとってハズせない部分だと思っています。自分でも言えちゃうくらい、メンバーは全員イケメン」と、アイドルに欠かせない魅力を備えていることを自負しているようだ。

 そして、その“王道”の先輩としてSMAPと嵐の名前を挙げ、「次は僕たちが“国民的アイドル”の称号をもらえるようなグループにならなきゃいけないし、そうなれるくらいメンバーのポテンシャルは高いはず!」と強気の発言をした。

 美 少年は昨年後半、嵐のライブのバックダンサーを2度務めたが、事務所としても「後継者として学ばせる」という意図があったのではないか。1月に発売された「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)では、“グループらしさ”を訊かれた那須が「王道のスタイル」と答えており、「ジャニーズのメインストリームを歩く」という意識は、浮所だけでなくメンバー共通の思いのようだ。

 グループとしての高い目標を掲げた浮所だが、個人の目標としては、同誌恒例の読者アンケート企画『国宝級イケメン』にランクインすることを「マジで狙ってます」と、強い意欲を燃やしている。

 同ランキングは半期ごとに発表され、現在は22歳以下の男性を対象にした『NEXT部門』と年齢制限のない『NOW部門』、30歳以上が対象の『ADULT部門』、お笑いタレントが対象の『芸人部門』の4つのランキングが発表されている。

 その中でも特に注目度の高い『NOW部門』では、2019年に平野紫耀が、昨年に永瀬廉がそれぞれ2連覇を達成して殿堂入りと、King & Princeメンバーの連覇が続き、ジャニーズ勢の人気の高さが際立っている状況だ。

 浮所は今回のインタビューで、「ジャニーズJr.の中で最もライバルだと思うのは?」という質問に対し、関西ジャニーズJr.内のユニット『なにわ男子』の道枝駿佑の名前を挙げたが、その道枝は19年下半期の『NEXT部門』で1位を獲得。この快挙を知る浮所は、「負けない(笑)」とライバル心を燃やしているようで、6月23日に投票が締め切られる今年上半期の発表にファンの注目が集まっている。

 その締切り日の23日には、美 少年のメンバー全員が、来月31日から放送予定の連続ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(テレビ朝日系)で、初の戦隊ヒーロー役&主演を務めることが発表された。グループでのドラマ主演は、昨年7月に放送された『真夏の少年~19452020』(同)以来2度目となり、このチャンスをキッカケに認知度はさらに高まりそうだ。

 美 少年となにわ男子は、どちらも「CDデビュー間近」とウワサされている。道枝は昨年10月に発売された情報誌「月刊ザテレビジョン」(同)で、「嵐みたいなトップアイドルになること!」と浮所と同じような野望を語っているが、切磋琢磨し合うことでともに成長し、事務所を担う活躍を見せてくれそうだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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