6月4日から公開予定の『胸が鳴るのは君のせい』で映画初主演を務める浮所飛貴(ジャニーズJr.、美 少年)が、5月21日発売のアイドル雑誌「Myojo」(集英社)に登場。ヒロイン役を演じる白石聖から明るいキャラクターを絶賛され、ファンの注目が集まっている。
クールな有馬隼人(浮所)と、その有馬を中学、高校と一途に想い続ける篠原つかさ(白石)の不器用な恋愛模様を描いた同作。浮所は白石から「本当に第一印象から今まで、“天性のアイドル”で太陽みたいな人でした」と称賛されたが、初主演のプレッシャーがありながらも、座長として現場を盛り上げていたようだ。
ただ、1月発売の芸能雑誌「POTATO」(ワン・パブリッシング)で、「先輩に例えると…年齢は違うけど木村拓哉さんとか松本潤さんかな」と語っていた“クールでミステリアスでザ・イケメン”という有馬役については、「俺とは何もかも正反対」とのこと。一方、白石は“フラれてもめげずに真っすぐ相手を追いかけられる人”という、つかさと自身では「キャラが異なる」としつつ、「浮所さんはつかさに似ていますね」と発言。つかさを演じる上で「インスピレーションをたくさんもらいました」と語った。
これには浮所も納得しており、「たしかに似ているかも。俺がつかさの立場でも、フラれてもあきらめたくない」と、どうやら恋に積極的なタイプのようだ。
そして、「もしかして、俺のほうがヒロイン役、合っていたかも(笑)!?」と冗談めかしたが、普段とは異なるキャラを演じるからこそ貴重な姿が見られるとあって、ふたりのファンの期待は高まることになっただろう。
5月21日発売の映画雑誌「SCREEN」(近代映画社)内では、「アイドルとしては、一目見てジャニーズと分かるキラキラ感やオーラが欲しい!」と語るなど、飽くなき向上心を見せた浮所。憧れの先輩だという嵐・二宮和也のような売れっ子の俳優になるべく、今作を足掛かりにこれからの成長が楽しみだ。
(文=大西かずや)
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。