「美 少年」ジャニーズJr.のまま映画主題歌に異例の抜擢! ファン歓喜の一方で「時代変わった」「デビュー組の自担より待遇いい」との声も

斉木順

 ジャニーズJr.内ユニット「美 少年」の浮所飛貴が主演を務める映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開予定)の予告編が19日に公開され、主題歌が「美 少年」の新曲『虹の中で』に決定したことが明らかになった。ジャニーズJr.のまま映画主題歌に抜擢されるのは異例であり、ファンから歓喜と驚きの声が上がっている。

 同映画は、累計発行部数250万部を突破した同名の胸キュン少女マンガの実写化。親友のように仲がいい友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーで、主人公の有馬隼人を浮所が、ヒロインの篠原つかさを白石聖が演じる。

 予告は「気づけば、あたしはずっと君を目で追っていた」という有馬に恋するつかさの言葉からスタートし、怒涛の胸キュンシーンや恋のライバルたちによる衝撃のセリフ、切ない涙の場面など、ジェットコースターのように展開。「美 少年」によるさわやかな主題歌『虹の中で』が甘酸っぱい青春ラブストーリーをより盛り上げている。

 浮所は「『胸が鳴るのは君のせい』の主題歌を美 少年が歌わせてもらえることになりました!タイトルは『虹の中で』です。お話をいただいた時はとても驚きました!」とコメント。さらに「映画の主題歌を歌えるということは本当にすごいことなので、レコーディングにも熱が入り、かなりこだわって時間もかけて臨みました」とも語り、異例の抜擢に張りきったことを明かしている。

 ネット上でも驚きの声が広がっており、SNS上のファンたちは「映画のエンドロールで美 少年の曲が流れてきたら号泣する自信ある」「本当に夢みたい」「初主演映画で初主題歌なんてすごすぎだよ」と歓喜の声を上げている。

 だが、その一方で「ジャニーズJr.なのに映画主題歌って、デビューの意味は?」「デビュー前から映画の主演やって、主題歌も任されるって時代変わったなー」「ジュニアが映画の主題歌までやるのは衝撃」「デビュー組の自担より待遇いいんだけど…」「デビューの概念がよくわからなくなってきた」といった声も多数。

 前述したように、ジャニーズJr.内ユニットが映画の主題歌を任されるのは異例中の異例。また、浮所は嵐の相葉雅紀がMCを務めるゲームバラエティ番組『VS魂』(フジテレビ系)のレギュラーを務めているが、デビュー組のなかにはレギュラー番組を持たないメンバーも少なからずいる。ジャニーズの「デビュー」はCDデビューを意味するが、それを待たずにデビュー組以上の待遇となっているようにも見えるため、疑問の声が上がることになってしまったようだ。

 さらに、一部では「本当はデビューが決まっていたのでは」「デビューが既定路線っぽい」といった指摘も。昨年から「美 少年」は次期デビュー最有力候補と騒がれていたが、昨年末にメンバーの佐藤龍我のスキャンダルが報じられたことで「白紙」になったといわれている。もともと2021年のデビューが内定していたとすれば、異例の抜擢が続いていることも理解できるが、真相は不明だ。

 いずれにしても、もはやジャニーズJr.の枠に収まらない大活躍を見せている「美 少年」。もう一組の次期デビュー有力候補とされる「なにわ男子」とどちらが先にデビューとなるのか、ファンの熱い注目を集めることになりそうだ。
(文=斉木順)

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