手越祐也、ファン待望のソロ歌手デビュー決定! ジャニー喜多川さんが絶賛した「歌うまアイドル」の本領発揮

斉木順

 元NEWSの手越祐也が、ソロ歌手としてメジャーデビューすることを発表。グループ時代から抜群の歌唱力を評価されていたこともあり、満を持しての音楽活動の再開にファンの期待が集まっている。

 昨年6月にジャニーズ事務所を退所してから1年。7月7日の七夕にソロメジャーデビュー曲『シナモン』を配信し、同曲を皮切りに6カ月連続でシングル曲を配信リリースしたあと、年末に初アルバムを発売する予定。9月には、初の東名阪ソロツアーを開催するという。また、きょう23日午後8時からは開設1周年を迎えた公式YouTubeチャンネル「手越祐也チャンネル」で生配信が行われる。

 手越といえば、チャラ男キャラとは裏腹にNEWS時代から歌唱力の高さに定評があった。15歳でジャニーズ入りした際、故ジャニー喜多川さんから「YOUの歌、最高だよ」「アーティストにも負けないよ」と絶賛されたという逸話もある。

 デビュー後もボイストレーナーに個人レッスンを受けて歌唱スキルを上げ続け、ついにはジャニーさんから「音程が狂ってなさすぎて視聴者が口パクだと思っちゃうから、ちょっとは音をズラしてくれないと困るよ」と逆クレームを入れられたというオマケつきだ。

 ソロデビューでタッグを組むレコード会社「フォーライフミュージックエンタテイメント」のスタッフも、手越の実力について「音域の広さや歌唱力に驚愕した」と手放しでべた褒めしている。

 また、シングル発売直前の7月3日・4日に行われるオンラインライブ「24時間TikTok LIVE 2021」に出演が決定し、同月17日からは音楽専門チャンネル「スペースシャワーTVプラス」でメインパーソナリティーを務める音楽番組『スペプラ手越』が月1回のレギュラー番組として開始。人気スマホゲーム『荒野行動』の全国大会のテーマ曲「ARE U READY」も手掛け、大忙しの状態になりそうだ。

 独立後、手越の主な活動の場はYouTubeとなっていたが、最近は動画の再生回数が伸び悩んでいると指摘されていた。だが、そんな状況でも比較的高い再生回数を記録しているのが「歌ネタ」で、ファンの音楽活動への期待の高さがうかがえる。

 YouTubeに行き詰まり感が漂っていた中、ソロデビューで新たな展開を見せられるのは大きな価値がありそうだ。

 一方、NEWSの増田貴久、加藤シゲアキ、小山慶一郎の3人もある程度は吹っ切れたようで、最近はバラエティ番組で「最初はメンバーが9人いたのに3人になった」とメンバー数の変遷をネタにするように。18日に放送された『さんまのまんま初夏SP』(フジテレビ系)でも、明石家さんまから「もうペンライト3色しかないのか」「次は誰が抜けるの?」などとイジられまくり、3人はそれに笑いで返していた。
 
 ただ、手越と親交のあるさんまが「手越が辞めたのが2年前?」と質問した時には微妙な空気になり、小山が「ちょっと言いづらいよね」と苦笑。どうやら、手越と3人の間のわだかまりは完全に解消したとはいえない様子だった。

 手越が3人と別の道を歩むようになってから1年。ソロデビューは本当の意味での「NEWSとの決別」とみることもできるが、はたして手越は新たなフィールドでどんな景色を我々にみせてくれるのだろうか。
 (文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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