柴咲コウ「中華系セレブ実業家に心酔」報道にファンざわつく… “新パートナー”と気になる言葉も

斉木順

 先日、トークバラエティー番組『人生最高レストラン』(TBS系)で東京と北海道を行き来する2拠点生活を告白していた女優の柴咲コウ。北海道の別荘や広大な共同ファームなども公開されたが、その背景に「中華系セレブ実業家」とされる“男性パートナー”の存在があると報じられ、ファンをざわつかせている。

 同番組では、柴咲が薪ストーブのある別荘で豆からコーヒーを淹れるなど“丁寧な暮らし”をしている姿が紹介されると共に、広大な共同ファームの私有地内でショベルカーを操縦するワイルドな姿なども公開された。今後の夢として「命をいだたく意味を忘れないためにマタギになりたい」とも語り、共演者から「どこに行くつもりですか」と驚かれていた。

 発売中の「女性自身」(光文社)は『柴咲コウ 北海道(半)移住に心酔する中華系セレブ実業家』と題し、柴咲の「自然派」への傾倒に“新パートナー”ともいえる男性の存在が影響していると伝えている。

 同記事によると、柴咲の“新パートナー”としてファームの共同経営者などを務めているのは中華系英国人実業家のフウ・フェイフェイ氏。イギリスの貴族たちと交友があり、チャールズ皇太子の秘書官を務めたこともあるというエリートで、東京・六本木で高級すし店なども経営しているセレブ実業家だ。

 記事によると、柴咲はフウ氏に心酔しているそうで、彼の影響で「ユートピア」「コミューン」といった言葉をよく使うようになったという。柴咲がプロデュースするYouTubeチャンネル「レトロワグラースch.」にフウ氏が登場したこともあり、彼は「ユートピアのような、桃源郷的な思い出の場所になってほしい」などとファームの理想像を語っている。

 ファンとしては「新恋人か」と疑ってしまうが、フウ氏は既婚者とのことで、いわゆる男女の“パートナー”という関係ではないようだ。ただ、柴咲の急激な“自然派”への傾倒に影響していた可能性は高いとみられている。

 柴咲といえば、昨年5月に自身のTwitterで「種苗法」の改正に懸念を唱えたことが話題になった。反響が大きすぎたために当該ツイートは削除されてしまったが、国内のブランド農産品種の苗木などを海外に不正に持ち出すことを規制する法改正に、農業と縁遠そうな都会育ちの美人女優がなぜ懸念を示しているのか……と不思議がる人は多かった。

 柴咲自身の問題意識が高かったこともあるのだろうが、これにフウ氏の影響があった可能性も十分に考えられる。

 もちろん、フウ氏の影響があったとしてもそれ自体が問題というわけではないが、柴咲が社長を務めるレトロワグラース株式会社は経営が悪化しているとも伝えられ、赤字決算が続くなど厳しい状況にあるという。同社は柴咲の芸能活動と共に、地球環境や生態系に配慮したアパレル事業とセレクトショップ事業を展開しているが、商品へのこだわりが強すぎて採算がとれていないのではないかとも推測されている。

 問題意識や理想はどんどん高まっているようだが、経営は現実的な問題。傍目からは北海道への半移住でスローライフを満喫しているように見えていた柴咲だが、この理想と現実のバランスに頭を悩ませているのかもしれない。ただ、今後は赤字部門の補填の意味もあって芸能の仕事を再び増やしていく可能性があるといわれ、表舞台での活動が増えそうという意味ではファンにとって楽しみな部分もありそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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