King & Prince、“脱ジャニーズ路線”を目指す? 岸優太の振り付けには「ダサい」とダメ出しも

大西かずや

 5人組男性アイドルグループのKing & Princeが5月18日発売の週刊誌「週刊朝日」(朝日新聞出版)に登場。同月19日発売の両A面シングル『Magic Touch / Beating Hearts』のMV撮影を振り返ったが、リーダー・岸優太に対する平野紫耀の“ダメ出し”が、ファンの笑いを誘うことになった。

 『Magic Touch』では世界的トップダンサーであるメルビン・ティムティムが振り付けを担当し、「King & Prince史上最難度」というダンスに挑戦。MVの撮影もこれまで以上に時間をかけてこだわり抜いたため、岸は「すごくダンスに集中してたから、あまり撮影時のエピソードが思い出せない」と語ったのだが……。

 平野によれば、岸は撮影の合間、「急にパンって両手で挟むような動き」という“バッタのダンス”を考案していたとのこと。同グループは昨年9月リリースの2ndアルバム『L&』の「初回限定版B」に特別収録されたドキュメンタリー企画「武者修行inアメリカ」内で、高レベルのダンス・レッスンを受けたが、平野はその成果として、「ひとつひとつのダンスに意味を付けてきてるんだよね」と感心してみせた。

 この“ヨイショ”に岸が乗っかり、「欲を言えば、その動きの時、CGでバッタを飛ばしてもらえたらありがたいな」とコメントするも、平野が「やめて? ダサいよ(笑)」とバッサリ切り捨てたため、「急にハシゴを外した(笑)」とファンを楽しませることに。

 ただ、平野と同じく事務所に入る前からダンスを習っていた髙橋海人によれば、「みんなのダンスの向き合い方がぐっと変わってきた」らしく、「全体的なレベルがすごく上がってる」との実感を抱いているようだ。

 そして、その髙橋から「見るたびにスキルが上がっていて、すごくストイックに練習している」と評価された神宮寺勇太は、新曲のダンスを「いわゆるジャニーズのダンスとは別物」と言い表したうえで、「今後は、ジャニーズ以外のダンスをもっともっと練習したいな」と、“脱ジャニーズ路線”に意欲を燃やしている様子。

 King & Princeは5月23日でCDデビュー4年目に突入するが、グループだけでなく個人の活動でも成長を続け、今後もファンを楽しませてくれることだろう。いずれ、岸の“オリジナル・ダンス”が日の目を見ることも期待したいところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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