元乃木坂46・斎藤ちはる、新人時代から“圧倒的オーラ”で勝ち組アナ?

永尾兼

 5月14日発売の芸能雑誌「EX大衆」(双葉社)では、『人気アナたちのルーキー時代』と題した各テレビ局の人気アナウンサーたちの新人時代の写真を掲載。その中で、テレビ朝日の斎藤ちはるに関する紹介が、「勝ち組認定?」とファンを湧かせることになった。

 2018年まで乃木坂46の1期生として活動し、同局に入社した19年4月1日に『羽鳥慎一モーニングショー』のサブキャスターに大抜擢された斎藤。今回の企画では『元乃木坂46の圧倒的オーラ』と絶賛され、6名の同局アナが紹介されるなかで、先輩の弘中綾香と同じく最も大きなサイズの写真が掲載された。

 その弘中は現在毒舌キャラで人気を集めているが、ルーキー時代は無名だったため、同誌は『地味すぎた新人時代』と紹介。また、弘中と同じく今では『好きな女性アナウンサーランキング』で上位常連の日本テレビ・水卜麻美も『地味すぎて不安視』されていたとのこと。それに比べて斎藤は、入社時から“勝ち組”といえる存在感を発揮しているのかもしれない。

 しかし、そんな斎藤もアイドル時代には辛酸を舐め、注目度の高いメンバーではなかった。

 乃木坂46出身のアナウンサーといえば、斎藤と同期メンバーで18年に日本テレビに入社した市來玲奈が第1号だが、市來が卒業するまでに4作のシングル表題曲で選抜入りを果たしたのに対し、斎藤は同年リリースの10thシングル『何度目の青空か?』の1曲のみ。

 同グループでは、選抜外メンバーのことを“アンダー”と呼んでいるが、斎藤は自身のブログで“万年アンダー”と自虐していた時期もあった。

 その選抜漏れのメンバーの心情を題材にした楽曲『アンダー』には、『いつの日か心を奪われるでしょう 存在に気付いたときに』という歌詞があるが、アナウンサーに転向したことでその存在が世間に気付かれ、新たなファンを獲得しているのだろう。

 昨年3月に初冠番組『斎藤ちはる「学びのココロ」~ニッポン伝統探し旅~』(CSテレ朝チャンネル1)の放送が決定した際には、不遇時代をともに過ごした同期の能條愛未が激励コメントとともに、「現役の時は滑舌がめちゃめちゃ悪くて。ライブのMCとか、途中ナニ言ってるのかわからなくて(笑)」と暴露していた。アナウンサーという職業柄、クリアでしっかり伝わる発声が求められるだけに、相当な努力を重ねたに違いない。

 現在はテレビ朝日の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』内で、乃木坂46の楽曲の歌唱やダンスを披露することでも人気を集めている斎藤。グループ内でチャンスに恵まれない後輩にとって希望となる“アンダーの星”として、今後も活躍が楽しみだ。

(文=永尾兼)

 

<ライタープロフィール>

AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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