田中みな実、大炎上を吹き飛ばす「映画初主演」決定報道!「結婚できない女」役で本格派女優へ脱皮か

斉木順

 元TBSでフリーアナウンサーの田中みな実が、本格的な女優デビューから3年目にして念願の「映画初主演」を射止めたと報じられた。ウワサされていたセクシー系の内容ではなく「結婚できない女」を演じるそうで、かつて話題になった “怪演女優”から本格派女優への脱皮が期待されている。

 田中の初主演映画については、発売中の写真週刊誌「FLASH」(光文社)が『田中みな実「結婚できない女」を初主演映画で熱艶中!』と題し、ロケ風景の写真を交えて報じている。

 同誌によると、田中が主演する映画は人気コミックの実写化。彼氏に対してモヤモヤした気持ちを抱えている「結婚できない女」という役柄だそうで、アラサー女性の等身大の悩みや不安が描かれるようだ。

 田中といえば、昨年放送されたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)での眼帯姿の“怪演”が話題を呼び、女優としての注目度が上昇。深田恭子が主演するドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)でも、女王様のようなコスチュームの女泥棒を演じ、一時は「イロモノ役」が定着しそうになっていた。

 しかし、最近は放送中のドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京系)やゲスト出演した『俺の家の話』(TBS系)で自然体の演技を披露。中川大志が主演する夏クールのドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)にメインキャストのひとりとして出演するとも伝えられ、怪演女優から一転、本格派女優への成長を予感させていた。

 また、一部メディアでは、かつて黒木瞳の濡れ場が話題となった映画『失楽園』(1997年)のリメイクの主演候補に「田中の名前が挙がっている」との報道があった。セクシー写真集が大ヒットしたこともあり、その色気を生かせる『失楽園』の主演候補情報に期待の声が高まっていたが、その前に「等身大」の女性を演じる主演作が決まっていたようだ。

 セクシー系の内容ならほぼ「男性向け」という印象になるが、実は現在の田中を支持しているのは女性層が中心。田中は自身の女性人気の高さについて「34歳独身で、ちょっと不幸そうっていうのも、女性から好かれてる理由」と分析しており、今回報じられた「結婚できない女」は本人のキャラ的にもぴったりの役柄。この役柄がハマれば、今まで以上に女性層からの支持が高まっていく可能性がある。

 先日、恋愛トーク番組で「ゲームって『だらけてる』と思っちゃう」「男の人の家にゲーム用のイス(ゲーミングチェア)があったら嫌」などと発言し大炎上したこともあって、一部ネット上では「主演ってタイプじゃない」「脇役での怪演で輝くタイプだから主演はダメでしょ」といった厳しい声も散見される。

 しかし、今回報じられた主演映画はそういった見方を覆す可能性がありそう。ぶりっ子女子アナから怪演女優、そして今度は本格派女優へと生まれ変わることができるのか、今後も彼女から目が離せなさそうだ。
(文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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