田中みな実「ゲームする=だらけてる」発言にゲーマー反発で賛否両論! 「CMの態度と矛盾する」との指摘も
斉木順
田中は「ごめんね、私の勝手な物差し」としながら、続けて「男の人の家に行って、ゲーム機とかゲーム用のイス(ゲーミングチェア)があったら『わあ…』って思うもん。ノ~って」と語り、ゲーマー男性に対して拒否感があることを明かした。 これにネット上では「部屋にゲーム機あったら無理とかいわれて勝手にフラれた気分…」「ゲーミングチェアまでそろえてる人はダラけてゲームやってないと思うぞ」「なんか、なぁちゃん(西野)にマウントとってるみたいで…」などと否定的な意見が多く寄せられている。 その一方で「個人の価値観だからこれは仕方ない」「付き合う男性が重度のゲーマーだったらちょっと…というのはわかる」「八方美人にならずに『自分はこれがダメ』ってしっかり言えるのは好感持てる」と理解を示す声もあり、賛否両論になっているようだ。 ただ、個人の価値観の問題とは別に「矛盾している」との指摘も。田中は今年3月から大手プロバイダサービスのCMに出演し、女性eスポーツプレイヤーから「オンラインゲームは60分の1秒を競う世界なんです」といった言葉を聞かされ、それに感心しつつ自身もゲームに大興奮する様子が放送されていた。 もちろん、単なる演出でしかないとみることもできるが、同CMは対談形式のドキュメンタリー風だったために「CMの態度と矛盾する」「プロゲーマーの話に感心していたはずなのに」と考える人もいるようだ。 昨年4月には、タレントの小島瑠璃子がライブ配信動画で「筋トレって、世界で一番意味わからない」「男たるもの、見せるための筋肉じゃなくて使える筋肉を持っとけよって思う」「見かけだけのムキムキ」などと発言し、筋トレ愛好者たちの反感を買って大炎上する騒動があった。 個人の価値観を表明するのは自由だが、特定の属性の人たちを頭ごなしに否定するかのような発言は大きなリスクを伴う。田中もゲーマーたちからの無用な反感を買わないようにした方がよさそうに思えるが……。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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