北山宏光、“度を超えたクズ”役にファンは複雑な心境!? 「ジャニーズのカメレオン俳優」化に期待!

北河花

 Kis-My-Ft2の北山宏光が7月期の深夜ドラマ『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)で主演を務めることが発表されたが、複雑な心境のファンもいるようだ。

 原作は、『ヤングアニマル嵐』および『ヤングアニマル』(共に白泉社)で連載された本田優貴氏による同名コミック。妻帯者であるフリーライターの柿野正隆(北山)が、新聞配達員の若い女性と不倫関係に陥ったことで最悪の事態へと進むストーリーでテレ東は“史上最も恐ろしい不倫サスペンス”と謳っている。

 北山は主演にあたり、「(主人公は)『うわ~、クズ』って言葉がぴったりな男だと思いました」「最初に原作を読んだ時、ストーリーが続くにつれて『もうやめてくれ!』となりました」と印象を明かし、「自分がこれを演じきれるのかという不安」を抱えながらも、「この作品をやりきった後には役者として違う世界が待っていそうだなと」「自分の転機になる作品だと思います」と期待を滲ませている。

 また、このオファーを引き受けた理由を、「Johnny’s web」のブログで「今の事務所の中で、この役は北山君しかできない」と言われたためだと明かしている。「今の事務所の中で」という言い回しから、これはジャニーズ事務所の関係者からの言葉である可能性が高く、だとすれば“難役にも柔軟に対応できる俳優”として事務所から評価されている証ともいえそうだ。

 ネット上では北山のファンから「主演おめでとう。絶対見る!」「北山くんは、クセの強い役も上手だもんね。楽しみ」といった声が上がる一方、「原作読んだけど、なんで北山くんなのかわからない」「あの内容で喜べるジャニヲタの心境が理解できない」といった声も。衝撃的な原作をドラマがどこまで再現するのかは分からないが、その忠実具合によっては、多くの視聴者が北山演じる主人公に強い嫌悪感を覚える可能性もありそうだ。

 妻役の中村ゆりも「これをドラマ化するのか…と、さすがテレビ東京さん、攻めてるな、と思いました。笑」とコメントするなど、刺激的なストーリーがジャニーズファンをザワつかせている同作。北山は難役を演じ切り、「ジャニーズのカメレオン俳優」として評価されるようになるのだろうか……。
(文=北河花)

<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。

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