現在放送中の連続ドラマ『ネメシス』（日本テレビ系）でW主演を務める櫻井翔と広瀬すずが、4月22日発売のアイドル誌「Myojo」（集英社）に登場。同ドラマで共演するKAT-TUN・上田竜也に関する意外なエピソードが、話題になっている。
櫻井がポンコツだけど人望の厚い探偵役、広瀬が無鉄砲な天才助手役を演じる同ドラマ。上田は同月18日放送の第2話より、超職人気質でぶっきらぼうな道具屋・星憲章役で登場している。
上田が櫻井のことを“アニキ”と呼び慕っていることを、ふたりが共演するバラエティ番組を見て知っていたという広瀬だが、「クールなイメージがありましたけど、現場で櫻井さんとずっと笑いながらお話していたので、かわいらしい方なんだなって印象に変わりました」とのこと。
ただ上田といえば、KAT-TUNのメンバーとのケンカ話を公言するなど、“オラオラ系”なキャラで知られているため、「かわいい姿なんて想像できない」「アニキのことが相当好きなんだな」などと、読者を驚かせることになった。
その上田から見て櫻井は昔、“悪のカリスマ”だったらしく、4月12日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』（同）では、櫻井が茶髪＆真っ黒に日焼けし、耳にピアスをつけた18歳のときの写真が公開され話題に。
上田はさらに、その頃の櫻井について「当時ジャージとかシャカシャカとか流行ってたんですよ。Jr.の子がやってなかったから、やってないやつを持ってきた」と、独特のファッションを好んでいたことを証言するなど、ヤンチャぶりは櫻井も負けていなかったようだ。
そんな後輩とのドラマ初共演に櫻井は感無量のようで、「同じ空間にいられるのは幸せだなぁ。バックで踊ってくれていたから、お芝居で対面しているシチュエーションにグッとくるよね」と語っている。
これは旧来のファンも同じ想いのようで、キャストが発表された時点でネット上では「アニキと共演できて良かったね！」「ふたりが出演するというだけで神ドラマ決定」などと歓喜の声が寄せられていた。
初回の平均視聴率は11.4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と好スタートを切った同ドラマだが、主演を務める“アニキ”の顔を立てるためにも、上田には物語を盛り上げる名脇役として活躍してほしいところだ。
（文＝大西かずや）
＜ライタープロフィール＞
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。
