元テレビ東京でフリーアナウンサーの鷲見玲奈が、20日深夜に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『ウチのガヤがすみません!』にゲスト出演。普段のイメージを覆すような「本気の怒り方」を披露し、あまりの迫力にスタジオが騒然となった。
番組では、鷲見が同じフリーアナの神田愛花、川田裕美と共に「セント・フォース軍団」として登場。いつもニコニコしている印象の鷲見だが、普段は言えない怒りをぶちまける「怒りデトックス」のコーナーで意外なエピソードを披露した。
まず鷲見は「怒るまではいかないですけど…」と前置きしつつ、街でファンを名乗る人から「わしみさん」と名前を間違えられて声をかけられると「本当にファンなのかな」と疑い、イラっとしまうことを明かした。
本気で怒った場合は意外にも「しっかり怒る」そうで、過去に交際した男性を例にして「ケンカしてる時に『お前』って言われるとすごく嫌なんですよ。上から圧をかけられてる感じで」と、怒りのポイントを説明した。
司会のフットボールアワー・後藤輝基から「どうやって怒んの?」「本気で(やって)」と実演を求められると、鷲見はドスの効いた声で顔をゆがめながら「てめぇ、ぶっ殺すぞ、この野郎!」と怒鳴った。
あまりの迫力に共演者から「怖い」という声が上がり、実演を振った後藤も「鷲見さん、そんなん言うの…?」と若干引き気味に。美人アナのまさかの「ぶっ殺すぞ」発言にスタジオが騒然となった。
放送中、鷲見は自身のTwitterで「実際怒る時はあの3割減くらいですよ(ほんとですよ)」と釈明。だが、ネット上のファンからは「めちゃ怖かった笑」「ビックリして眠気が飛びました」「テレ東時代からファンですけどイメージ変わりました」といった声が寄せられ、その衝撃の大きさを物語っている。
一方、ファンからは「貴重な怒った顔が見られてよかった」「むしろご褒美」「鷲見さんに怒られたい…」「怒った顔も可愛かったなあ」といった声も。普段とは違ったイメージが一部の男性ファンに刺さりまくっているようだ。
また、小学生時代にサッカーの全国大会に出場し、チームのキャプテンまで務めていたという驚きの一面も明らかに。強烈すぎる怒り方も含め、今回の出演でイメージが大きく変わったという人は多いようだ。
鷲見はテレ東時代からセクシーなルックスで抜群の男性人気を誇っていたが、フリー転身後は「ぶっちゃけ」系のキャラクターを解禁したことで女性支持が急上昇。「ポスト田中みな実」の呼び声もある。
怒り方を見せてと求められて「ぶりっ子」でごまかすのではなく、本気で「ぶっ殺すぞ」と怒鳴るところからも、彼女が同性から支持される理由の一端が垣間見えたといえそうだ。
(文=斉木順)
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