『俺の家の話』第9話! 3分でわかるあらすじ 父親が危篤状態も“家族の力”で奇跡が起きる!

佐久間泰造

 TOKIO・長瀬智也が主演を務める連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の第9話が3月19日に放送されました。

 家族に内緒で覆面プロレスラー・スーパー世阿弥マシンとして活動しつつ、能楽の人間国宝である父・観山寿三郎(西田敏行)の介護と『観山流宗家』の跡取り修行に奮闘する主人公・寿一(長瀬)の姿を描いた同ドラマ。

 前回、寿三郎の過去の女癖の悪さに対して、寿一の妹の舞(江口のりこ)や腹違いの弟・寿限無(桐谷健太)が不満を抱き、観山家から距離を置くことに。

 さらに、寿三郎の婚約者で介護ヘルパーの志田さくら(戸田恵梨香)との恋愛関係に発展した寿一に対し、さくらに恋をしていた弟の踊介(永山絢斗)が激怒したため、こちらも仲違いすることになってしまいました。

 そして、認知症の症状が重くなってしまった寿三郎はグループホームに入所。観山家は“離散状態”となってしまうのですが、そのような状況を週刊誌によって“お家騒動”だと報じられてしまい、寿一は遺産目当てで一家を荒らす“戦犯”呼ばわり……分家の当主らから「バカ息子」とののしられ、跡継ぎ候補から退くよう要求されてしまいます。

 これに反発する寿一ですが、プロレスに未練があるため能を続けるか否かで悩み始めます。そんな折、退屈すぎてグループホームから抜け出してきた寿三郎が、家に到着した途端に脳梗塞で倒れ危篤状態に。

 これをキッカケに離れていた家族が再び集まり、寿三郎の再起を願うことで気持ちがひとつになります。また、寿一はスーパー世阿弥マシンとしてプロレスを続けていたことを家族に明かすのですが、すでにバレバレだったことも判明するのでした。

 さらに、家族がエールを送ったことで寿三郎は奇跡的に生還。それから月日が経って2021年の年末、寿一がプロレスの引退試合を迎えたところで終了となりました。

 一度は気持ちが離れてしまった観山一家ですが、寿三郎が危篤状態になったことでその大切さを知り、絆を取り戻すことに。そして再び奇跡のカムバックを果たした寿三郎ですが、寿一のナレーションの雰囲気では、やはりもう残された時間は長くないようです。次週で最終回、どのような締めくくりとなるのか楽しみです。
(文=佐久間泰造)

<プロフィール>
高校卒業後、劇作家を目指し上京。舞台、映画、ドラマのレビューを中心にエンタメ系ライターとして活動中。メタボがちょっぴり気になる30代独身男。

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