父親を“終の棲家”へと送る長瀬智也の号泣に感動も…「カオスすぎる」展開に厳しい意見が続出? 『俺の家の話』第8話への声

佐久間泰造

 TOKIOの長瀬智也が主演を務める連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の第8話が3月12日に放送され、平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.0ポイントダウンとなってしまった。

 家族に内緒で覆面プロレスラー・スーパー世阿弥マシンとして活動しつつ、能楽の人間国宝である父・観山寿三郎(西田敏行)の介護と『観山流宗家』の跡取り修行に奮闘する主人公・寿一(長瀬)の姿を描いた同ドラマ。

 前回、寿三郎の認知症の症状が悪化していることが判明し、介護支援専門員から「施設への入所を検討すべき」だと宣告されてしまった寿一だが、自分で最後まで見届けたいため決断を先送りにしていた。

 ところが今回、寿三郎が能の演目『隅田川』の謡(うたい)を忘れてしまう事態が発生。そのようなことはこれまで1度もなかったため、寿一は寿三郎にグループホームの宿泊体験をさせることにしたのだが……。

 “終の棲家”になるであろう場所へと父親を送り届けたところ、その別れ際に幼少期からの様々な思い出が蘇ってしまった寿一は号泣。その姿に「自分の親と寿三郎の姿を重ね合わせて、もらい泣きした」「長瀬の演技が真に迫ってた」などと、涙腺を刺激される視聴者が続出することになった。

 ただ、今回は寿三郎の過去の女癖の悪さに対し、寿一の妹の舞(江口のりこ)と腹違いの弟・寿限無(桐谷健太)が不満を爆発させて仲違いに。

 さらに、寿三郎の婚約者で介護ヘルパーの志田さくら(戸田恵梨香)との恋愛関係に発展した寿一だが、さくらに想いを寄せていた弟の踊介(永山絢斗)から恨みを買ってしまい気まずい雰囲気になるなど、多くの事件が起きたため、「カオスすぎる」「ごちゃごちゃしてて疲れる」などと否定的な意見も上がってしまったようだ。

 そのような崩壊の危機を迎え、寿一には家族をひとつにまとめることが要求される。寿命が残り少なくなってきた寿三郎との関係性も含め、最終回まで目が離せない展開となりそうだ。
(文=佐久間泰造)

 

<プロフィール>

高校卒業後、劇作家を目指し上京。舞台、映画、ドラマのレビューを中心にエンタメ系ライターとして活動中。メタボがちょっぴり気になる30代独身男。

 

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