綾瀬はるか『天国と地獄』謎を残したまま終了! 答え合わせは「続編」で!?

鈴木紬

 綾瀬はるか主演の日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)が21日の放送で最終回を迎え、続編を期待する声が相次いでいる。

 女性刑事と殺人容疑がかかった男性の魂が入れ替わるという難しい設定を、綾瀬と高橋一生がみごとに演じきった同作。脚本の森下佳子氏が仕掛けた巧なギミックと“匂わせ”シーンの数々に、視聴者は最後まで翻弄されっぱなしだった。

 最終回の平均視聴率は、同作最高となる20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同枠で20%を超えたのは昨年7月期の堺雅人主演『半沢直樹』以来で、さらに遡れば2018年1月期の嵐・松本潤主演『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』になる。

※以下、ネタバレを含みます。

 最終回でとりわけ話題を呼んだのが、3年の刑期を終えた日高陽斗(高橋)が、かつてふたりが入れ替わった歩道橋で望月彩子(綾瀬)と再会したラストシーン。彩子が低い声で「じゃあ、お元気で」と別れを告げた後、日高は高い声で「あなたも」と返し、少し歩いたところで互いが立ち止まって驚いたような表情を浮かべた。

 再び入れ替わってしまったことを示唆するような意味深な終わり方に、ネット上では「これは続編ありそう」「『天国と地獄2』に期待!」といった声が相次いでいる。

 加えて、同作は第1話で日高がアメリカで連続殺人の容疑をかけられていたことを友人の九十九清(中尾明慶)が明かしていたが、その真相はわからずじまい。このほかにも、日高が親身にしていた近所のおじいさんが転落死した意味など、いくつかの謎が残されており、これも続編を期待させる要因となっているようだ。

 また、同作では生々しい殺害シーンが描かれたことから、「映画に向いてる」という声も目立つ。日曜劇場枠でシリーズ化された『99.9 -刑事専門弁護士-』が先月、映画版『99.9-刑事専門弁護士- the movie』(今冬公開)の制作を発表したが、『天国と地獄』がこれに続く可能性もありそうだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

綾瀬はるか『天国と地獄』謎を残したまま終了! 答え合わせは「続編」で!?のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!