Koki,中国の人気番組で「出演料5000万円」報道! 工藤静香ママの次の戦略は「料理上手キャラ」路線?

斉木順

 元SMAPの木村拓哉と歌手の工藤静香の次女でモデルのKoki,の躍進が目覚ましい。莫大なギャラで中国の有名番組に招かれたことが話題なったばかりだが、それに続いてレシピ本の出版計画もあると報じられている。そのプロデュースを手掛けているのは工藤のようで、売り出し戦略の巧みさに感心の声が集まっている。

 Koki,は今月3日、中国の動画配信サービス「WeTV」が提供する人気オーディション番組『創造営2021』に特別ゲストの審査員としてリモート出演。「NEWSポストセブン」(小学館)によると、中国はエンタメシーンでギャラが高騰しているそうで、Koki,についても「出演料は1本300万元(約5000万円)はくだらない」とされているからから驚きだ。

 日本人タレントが同番組の審査員を務めたのは史上初で、Koki,が出演したことへの反響は大きく、その人気の高さを物語っている。

 当初、Koki,は中国でも日本と同じく「木村拓哉の娘」と紹介されることが多かったが、最近は単独での知名度がぐんぐんと上昇。中国の企業からイメージキャラクターのオファーが殺到し、現地でKoki,が微笑んでいる広告を目にすることが珍しくなくなった。すでに、一部では「偉大な父に並んだ」とまで評されているという。

 この躍進の背景には工藤の売り出し戦略があり、中国での活動に重きを置いている姿勢や英語力の高さなどが功を奏したとみられている。

 中国での大躍進に比べると日本での評価は思ったほど高まっていないように思えるが、12日付の「日刊大衆」(双葉社)では「工藤がKoki,を料理上手キャラとして売り出そうとしている」と指摘。最近、工藤は音楽番組や情報番組に出演した際に「朝食を用意してくれる」「私のレシピを完全にマスターしていて、何でも作ってくれる」などとKoki,の料理上手をアピールしていたが、それが新たな売り出し戦略ではないかというのだ。

 2019年にシャネルのモデルとしてパリコレのランウェイを歩くなどセレブモデル系のイメージを構築していたKoki,だが、日本ではあまりウケがよくない。それを察した工藤が親しみやすい「料理上手」路線に舵を切らせた……というのはあり得そうな展開だ。

 いずれにしても、工藤のプロデュースによって中国ですでに大スターの地位を獲得しているKoki,。日本ではどのような戦略を打ち出していくのか、静香ママの手腕に注目だ。
(文=斉木順)

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 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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