加藤浩次、水卜麻美アナにフリー話を持ちかけるもフラれていた!? 吉本興業から契約打ち切りで苦境

斉木順

 3月いっぱいで吉本興業から専属エージェント契約を打ち切られることが判明した極楽とんぼの加藤浩次が、11日深夜に放送されたラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で一連の報道に言及。謙虚に再出発への思いを明かすとともに“粛清”であることを示唆する発言などをしたことで、苦境があらわになっている。

 番組では、加藤が「1年更新で双方の話し合いで延長できるってことになってるから。1か月前ぐらい前に会社に『話し合い持ちましょう』って言われて。話し合いしたら『延長しないんで』ってなって、ドヒョーって。ウソーみたいな」と、契約打ち切りを伝えられた瞬間を回想。「どこかで吉本にいるということで傲慢になっていたのかもしれない」と振り返り、これを機に「初心に帰って1からやるかという気持ちになった」と明かした。

 その一方、加藤は契約について「吉本興業さんからそう言われたんで。契約もそうなってますし、番組の中で、ああいう発言をしたのも僕自身ですから。それは分かりましたとなって」とコメント。司会を務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、闇営業問題に絡んで「今の社長、会長体制が続くなら吉本興業を辞める」などと吉本批判をしたことが契約の打ち切りの引き金になったことを示唆した。ある意味、吉本からの“粛清”であると認める発言ともいえるだろう。

 『スッキリ』は契約解除後の4月以降も司会を継続するが、一部では「秋の改編で終了の可能性」などと伝えられている。また、3月末から『スッキリ』と同時間帯にTBS系の新番組『ラヴィット!』がスタートするが、そのMCに吉本所属の麒麟・川島明が起用されるのも“加藤つぶし”の一環ではないかと見る向きがある。

 すでに加藤は4月改編でレギュラー番組だった『この差って何ですか?』と『スーパーサッカー』(共にTBS系)の2番組を失うことが決定しているが、さらなる“粛清”が断行されることもあり得る。

 今後、加藤は個人事務所を立ち上げて活動していく予定。番組では「加藤の新事務所に入ってほしい人」を募集し、リスナーから『スッキリ』で共演している日本テレビの水卜麻美アナの名前が挙がった。

 リスナーが「将来、水卜アナが退社したらセントフォースより先に加藤さんの会社に獲得に動いてほしい」と希望すると、加藤は「水卜ちゃんね、ほんとに日本テレビのことが好きなの。そんな話もちょっとしたんだけど、フリーになるのは『全然』って。日テレのアナウンス部のメンバーが好きなんだって」と水卜アナの意向を明かし、退社の可能性は極めて低いと推測。会社の立ち上げ前から“フラれた”状態であることを明らかにした。

 将来的にレギュラーが全消滅するような苦境に陥る可能性もあり、一部メディアでは「酔った時に『干されたら引退するしかない』と話している」といった気になる報道も。このまま「加藤の乱」は完全鎮圧され、本当に“粛清”されてしまうのだろうか。
(文=斉木順)

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