加藤浩次、「僕は続けたかった」「びっくりしてる」吉本興業と契約終了… 近藤春菜も内心穏やかではない?

鈴木紬

 極楽とんぼの加藤浩次が10日、MCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)で吉本興業との“専属エージェント契約”が今月末で終了することになった経緯を説明。「僕は続けたかった」「びっくりしてる」と心中を明かした。

 加藤は番組序盤、「ちょっと個人的な時間取らしてもらってもよろしいですか。申し訳ございません。全国ネットでこんな時間取らせてもらって」と恐縮しつつ、「吉本のエージェント契約、延長しないってことになりまして」と報告。3月の契約更新を前に吉本側から「延長しない」と告げられたといい、「会社の方から契約延長しないと言われたら、(契約上)僕がノーというわけにもいかない」と説明した。

 さらに、同番組で共演中のハリセンボン・近藤春菜らがエージェント契約を結んでいることを挙げ、「僕自身が発案したエージェント契約だったから(中略)僕は続けたかった」「そうか~、そうなったか~みたいなとこがある」と肩を落とした。

 最後は、「これから会社も作って、自分でやっていこうと思ってる」「『スッキリ』のほうはこのあとも続くってことなんで」と前向きに語った加藤。これに対し、今月いっぱいで同番組を卒業する春菜は「それぞれ頑張りましょう!」と笑顔でエールを送っていたが、春菜も内心穏やかではなかったのではないだろうか……。

 春菜の番組降板が発表されたのは1月。2019年の闇営業騒動当時、同番組で「(大崎洋)会長のおっしゃっていることと芸人みんなの中での相違がすごくて。これで納得している芸人っていないんじゃないかなって」などと吉本興業に噛みついたため、“干された”のではないかと話題になった。

 1月15日付「FRIDAYデジタル」(講談社)が、春菜が昨秋頃にエージェント契約に切り替えたことを伝えているが、同メディアの取材に対し春菜は、「エージェント契約が合わなければ、マネジメント契約に戻せばいいだけの話」と楽観的に答えていた。

 マネジメント契約と異なり、仕事量や業務の範囲をタレント側の裁量で選べる形態である“エージェント契約”。「タレントと会社でWin-Winの関係」とされるが、加藤の契約終了を皮切りに在りようも変化していきそうだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
 芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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